仕事も予定も無く快晴とくれば探鳥です。本当はこの時期 行動が活発になるノグチゲラに会いに行きたいところですが、沖縄本島北部の探鳥地はコロナウイルスの影響で来域自粛要請が出ているのでそれに従い今年は我慢します。
繁殖期といえばツミの番が気になったので早朝の読谷村へ行ってきました。
早速 交尾中の番に出会いました。
雄は雌より一回り小さいです。
右が雄で左が雌ですが雌雄では足の太さからして体格が違います。
何処かへと飛び去ってしまったので戻ってくるのを期待しつつボンヤリと周囲の音を楽しんでいると、私から5mほどの位置に先程の雌が帰ってきました。
その後場所を変えた後、更に近い3m程の位置まで寄ってきました。
一応 私を警戒しているみたいなのですが、地べたを這いずる変な筒を持った のろまで不格好な生き物には然程 興味が無い様で、見つめられても堂々としています。
御尊顔。体は小さくても しっかり猛禽の顔立ちです。
逆光ぎみだったので位置を変え、ついでに真下まで移動しようとしていたら「調子に乗るな、それ以上近寄るな」とでも言わんばかりに威嚇されました。
この日は向こうからこちらに来てくれたのでよかったのですが、ストレスを与えないよう繁殖期は野鳥の巣に近づかないようにしています。
前回は建築中だった巣も完成しているのを確認したので子育ての様子も記録したいところですが、これから梅雨に入り光量が不足気味になる沖縄では 私の撮影機材だとかなり近寄らないと綺麗に撮れないので写真は諦めて遠くから眺めるにとどめておきます。