今年の12月は曇天続きですっきり晴れた日が無くて気が滅入ります。
そんな中でも少ない晴れ間を見つけては探鳥に行っていたので12月のまとめをしていこうと思います。
この日は昼過ぎから雨が上がったので近場の某公園へ。
車を降りてすぐに間近にサシバをみつけて幸先が良いかと思ったのですが、どうも近くにハヤブサが居るようで小型の野鳥達が警戒して隠れてしまったためバードウォッチングというよりハイキングの様になってしまいました。
猛禽類とカラスはハヤブサを警戒することもなく 何時ものように飛び回っていたのですがここでふとミサゴの行動が気になりました。
残念ながら私は見逃してしまいましたが、妻が枝を咥えて飛んでいるミサゴを見たと言うのです。確かに水場から離れたこの場所で獲物を探すための周回飛行ではなくどこか点と点とを 往復しているのをよく見かけるので 以前から気にはなっていましたが、もしかするとこの近くで営巣でもしているのでしょうか。
この日はその他の野鳥にも出会えず仕舞いだったので景色を眺めながらのんびり歩き回って帰宅しました。
翌日は早朝から読谷村へ。
ここにもサシバが。立派な体格の女の子です。
この日も曇りで光量が不足していて良い写真を撮ることができませんでしたが、農耕地を散策している最中に妻が休耕田でキジを発見しました。
首輪のような模様があるのでコウライキジでしょう。狩猟目的で持ち込まれたものが野生化しているそうです。それにしても綺麗な鳥ですね。
この後2週間ほど曇天と多忙が続き探鳥に行けなかったのですが、先週末は久しぶりの快晴となったので早朝から金武へ行ってきました。
到着してすぐに羽を干しているカワウの小規模な群れに出会いました。
コガモはバンの幼鳥達と一緒に採餌していました。
ここ数年シロハラをいたる所で見かけるようになりましたが、逆にアカハラを見なくなりました。
侵略的外来種ではあるのですがシロガシラもかわいい野鳥ですね。
さえずる時は冠羽が逆立ちます。
さえずりの動画も撮れたので貼っておきます。
シロガシラのさえずり/Light vented Bulbul
出会い頭にハシビロガモ達を脅かしてしまいました。
夜明けから1時間半程たち気温が上がり羽虫が飛び始めると茂みの中からツバメ達が出勤してきます。
代わる代わるやってきては水田の上を飛び回り水を飲んでいきます。
この日はハヤブサとチョウゲンボウを見かけなかったのですが何時もどおりミサゴとサシバに出会えました。
サシバの動画も貼っておきますが動きの少ない動画なのであまり面白くないかもしれません。
今回が2020年最後の更新になると思います。
今年は新型コロナウイルスの影響と個人的に多忙だったため、8月以降は思うように探鳥に行けず悶々とする日が多かったので、2021年は良い年になる事を祈りつつ12月のまとめ記事を終えることにします。
良いお年を。