そろそろ渡りの季節が来るので渡りに使うエネルギーを蓄えているのでしょうか、今年もミサゴの狩りが活発になってきました。去年の今頃もミサゴの写真ばかり撮っていましたがやはり今年もミサゴを追いかけています。
だってミサゴが好きだからしょうがない。
ただ電柱にとまろうとしているだけなのに美しい。
2021年3月は天候とコロナウイルスの影響もあり あまり探鳥に出かけられなかったのですがこの2日間でミサゴの写真はそれなりにストックできました、でも今回はダイブの瞬間が撮影できなくて残念です。
狩りに失敗した直後でずぶ濡れのミサゴです。風上に体を向けて羽を乾かしているようです。
狩りは上手く行かなかった様ですが佇まいが男前です。
翌日は別の場所へ出かけたのですがそこでもミサゴに出会えました。
ミサゴは個体差が大きく雌雄の判別が難しいのですが 首周りのネックレス状の模様が薄く 体も細めなのでおそらくこの子もオスでしょう。
海岸から飛んできて公園上空から地上を執拗に観察していました。何か気になる物でもあったのでしょうか。
こちらも前日のミサゴ同様に美形です。
去年の春頃からツミなど他の野鳥に気を取られがちであまりミサゴに目を向けていなかったのですがやはり空を舞う姿は勇壮で美しい。たまにカラスに獲物を横取りされたりもしますが沖縄の空にはこれといった天敵も居ないため堂々としているのがいいです。
話は変わりますが、海辺の住宅地などでテレビの受信不良を修理に行くと アンテナに引っかかった魚の死骸が原因であることがたまにあると電気工事士が言っていたのを思い出しました。私もアンテナをテーブルにして食事をしているミサゴを何度か見かけたことがあります。アンテナを壊されるのは勘弁してほしいですが、ミサゴ達は街の構造物を利用して したたかに生きているようです。今後も末永く我々の良き隣人でいてくれることを祈ります。