梅雨の晴れ間の早朝にいつもの三角池へ。
遊水地という特性上 水位が上下するのでこの日は水位が高く野鳥の姿も疎らで空振りかと思ったのですがすぐ近くの電線に沖縄では珍しいムクドリの小規模な群れを見つけました。
8羽ほどの小規模な群れでしたが その内の2羽は幼鳥でした。
短いですが動画も。
まだ巣立ったばかりなのでしょうか足元がおぼつかないようです。
動画のタイトルは親子としていますが、実際のところ血縁は不明です。
幼鳥がいるということはこのあたりで繁殖しているのでしょうか。
三角池やその近くの具志干潟近辺で何度か見かけたのですが 幼鳥を見たのは初めてです。
ムクドリは通常沖縄では冬季に少数の群れで渡ってくる冬鳥ですが、手元の資料によると1997年から2001年までこの沖縄島南部の那覇市と豊見城市の境界の那覇市側にある具志干潟で毎年 数番が繁殖を行っていたのが確認されているそうです。
成鳥はしきりに辺りを警戒しています。
県外では珍しい野鳥ではないでしょうが沖縄に帰ってきてからはあまり見かけないので、見かけるたびに沖縄を離れていた12年間の色々な思い出が蘇ります。
関東の市街地などで見かけるムクドリの大群は恐怖を感じますが、このぐらいの数だと可愛らしい。