先日 金武町で撮影したクロハラアジサシの写真をまとめて上げていきます。
クロハラアジサシは 南半球のオーストラリアやなどから越冬の為に渡ってきている沖縄は越冬地へ渡る途中の中継地。 沖縄で観察できるのは4月下旬から10月中旬5月から6月と9月から10月ごろになります。
この日は5羽ほどの小規模なグループで金武町の農耕地区でアチラコチラと移動しながら採餌していました。
夜明けから一時間も経っていないので光量が不足している為、色合いが淡いです。
動画の方は色調を調整しています。
動画では田芋畑の上を周回しているだけのように見えますが、昆虫などを探して捕食しています。
獲物を見つけたようで捕まえるために空中でブレーキを掛け姿勢制御。
空中でターンしたりキリモミ状に急降下したりと目まぐるしく飛び回るクロハラアジサシを望遠で追い続けるのもなかなか面白い。
自由自在に飛び回る姿に見とれてしまいます。
水田の上空といえばリュウキュウツバメの飛び姿も好きですがクロハラアジサシは体のサイズが大きいので見栄えがします。
いつ見ても美しい飛び姿です。
満腹になったのか4羽は田植え前の水田に舞い降りて羽繕いを始めました。
セイタカシギと食性が近いのでよく同じところに居ます。
こちらに気づいているようでしたが、害がないと判ってくれたのか10mほどのところまで近寄らせてもらえました。
もう1羽はまだ食べ足りない様で飛び続けています。
今年もクロハラアジサシを間近で観察することができて満足です。
それにしても暑い。
梅雨が開けたと思ったらいきなり真夏になりました。海洋性気候の為、湿度は幾分下がり過ごしやすくはなりましたが日向の直射日光は刺すようで厳しく、背中に熱がこもるのでバックパック型のカメラバックをなんとかしなければいけませんが 歩きまわりながら野鳥を探すスタイルの私には必需品。バックパックを背負っていては空調服の効果も半減してしまうので長時間野外で活動する際の熱中症対策を考えなければ。