沖縄の夏鳥といえばコアジサシ。ということで今年もコアジサシの巣立ちの季節です。
そんなコアジサシ達の姿を収めた写真が溜まってきたのでまとめていきます。
まずは7月上旬 平日午前中の南城市の某干潟にて。
狙い通り居ました。
干潟上空を低空で飛び回りながら狩りの最中です。
行動を観察するに近くに雛鳥がいるようなのですが保護色に守られてなかなか見つけることができません。
しきりにダイブを繰り返しているので成功するのを気長に待っていると、
大きめの魚を捕まえました。飲み込まないのでおそらく雛のもとへ持っていくのだろうとカメラを向け続けていると砂州の影へ降り立ってしまい一瞬見失ってしまいましたが、
いました雛鳥。魚を受け渡す所は見逃してしまいましたが、親鳥に追加の餌をねだる姿を観察できました。
親鳥は雛のために飛び回り続けます。コアジサシは裸地で集団繁殖するのが通例ですがこの日ここでは この親子しか確認できませんでした。
翌日は妻と一緒に泡瀬干潟へ。
ここのアジサシ達は比較的人間を怖がらないと言われていますが、それはあくまで自分達に興味がない人間ということの様です。潮干狩り客や釣り人の頭上すれすれを飛び回る姿はよく見ますが、望遠レンズを構えて注視し続けるバードウォッチャーにはあまり近づいてきてくれません。
動画も撮影したのですが手持ち撮影なのでブレが酷い。人によっては酔うかもしれないので大きなモニターで全画面表示視聴はあまりおすすめしません。
数日後、平日午前中に時間が空いたので再度泡瀬干潟へ。
潮目が悪いのかアジサシ達の姿がなく帰ろうかと思った矢先、目の前を3羽のコアジサシが横切りました。
アジサシ達は効率よく狩りができるポイントを探しているようで しばらくの間大きな円をかいて飛んでいたのですが、ここはダメだと判断したのか遠くへ飛び去ってしまいました。
その後、梅雨に逆戻りしたかのような曇天雨天が続く中 昼休みに立ち寄った護岸でコアジサシの姿を見つけました。
汽水域の水路で狩りをしています。
コアジサシが魚を捕まえたのを見て、コンビニで温めてもらった焼き魚弁当が冷めてしまっていることを思い出し車に戻りました。
その後台風6号の影響もあり探鳥に行けない日々が続き、やっと天候が回復した平日の午前中、7月上旬に出会ったコアジサシ親子のことが気になったので南城市某干潟へ。
早速いましたコアジサシ。飛べるようになった幼鳥が狩りをしています。
あたりに成鳥の姿は無くすでに独り立ちしているようですが、まだスタミナが無いのか4~5分飛んでは10分休むというサイクルで狩りを行っています。
口が開きっぱなしです。やはり暑いのでしょうか。
しばらく待っていると再び飛び上がって狩りを始めました。
いずれ時期が来たら仲間のコアジサシ達と合流して旅立つのでしょう。
それにしても暑い日が続きます。炎天下長時間の待ち伏せ用に空調服を使っていますが、私の空調服は出始めの古い型なのでファンの音と首元から出る風切り音がうるさくて野鳥の声が聞こえません。静音型のファンに買い換えようかとも思いますが今使っているバッテリーに互換性がないのでバッテリーも購入しないといけないので二の足を踏んでいます。
空調服のバッテリー、結構高いんですよね…