沖縄こどもの国は沖縄本島中部の沖縄市にある動物園を含む児童厚生施設。
数年おきに通っている場所なのですが飼育されている生き物だけではなく園内に飛来する野鳥を観察する事を意識して行くのは初めて。
リニューアルされたライオン舎を見たあと直ぐにバードウォッチングデッキへ。
ここにもいましたオオバン。
そしてキンクロハジロ。人馴れしていてかなり近寄ってきます。
後から知ったのですが毎年数十羽が園内の池に飛来するそうです。
手元の資料にもその事が書かれていたのにそこを読み飛ばしていて これまでキンクロハジロを探してあちこち歩き回っていました。
入園料500円払えば写真が取り放題だったとは…
池の端にはカイツブリの姿も。
そして園上空にはサシバが。
集まってくる野鳥達に見惚れていたのですが、やはり展示飼育されている動物たちも見ないと沖縄こどもの国スタッフに失礼だと思い園内を見て回ることに。
次は 前回来園したときはまだ工事中だった琉球弧の動物コーナーへ。
ここからは展示動物になります。
まず絶滅危惧種で沖縄では冬鳥のミゾゴイから。
豊見城市の三角池で何度か見かけたことがあるミゾゴイですがこんなに間近に見るのは初めてです。
そしてオオコノハズク。沖縄に生息しているのは亜種のリュウキュウオオコノハズク。
こちらも絶滅危惧種で沖縄こどもの国は2014年に人工繁殖に成功しているそうです。
その他にも展示されている動物たちを眺めながら、バードケージへ。
先程 野生種を見たあとですがここにもサシバ。
私が愛してやまないミサゴも。
初めて見る人は大抵 その大きさに驚くアカショウビン。
私も初めて実物を見たときは意外と大きいことに驚きました。
夜行性のサギ、ゴイサギも。
留鳥なのですが運が悪いのか野生の個体には一度も会えていないオシドリも。
一通り園内を見て回ったあと再度バードウォッチングデッキへ。
午前中は居なかったカワウが1羽。こどもの国の飼育動物一覧に載っていますが、この子は飼われている子なのでしょうか?
カワウは枝や草を集めています。
営巣でもしているのでしょうか。
キンクロハジロ達は午前中より落ち着いていてゆったりと浮かんでいますが、時折池の鯉に脅かされてバタバタ。
カイツブリも池の中央のあたりで潜水を繰り返しています。
カイツブリはダムや公園内の池などの人工的に作られた池によくいるというイメージが固まりつつあります。
それにしても子供の頃から校外学習などで訪れていた沖縄こどもの国ですが、野鳥観察にも最適だとは知りませんでした。
今回は野鳥を撮影する事を想定していなかったのでお手軽ズームレンズしか持って出てなかったので この冬の間に平日の人出が少ない静かな時間帯を狙って解像度の高いレンズを持ってもう一度行こうと思います。