カメラのセッティング確認の為や 手持ち無沙汰な時になんとなく撮影したりしたスズメの写真が結構たまっています。
スズメ達には失礼かと思いますが、あまりに見慣れた野鳥なので普段はあまり気に留めていないのですが、改めて注目してみるとやはりカワイイので最近のスズメ写真をまとめてみました。
20世紀後半に比べると激減しているというスズメですが営巣しやすかった日本家屋の減少とインフラ機器への営巣対策が原因ではないかとのことです。
それでも耕作地区では相変わらず元気に飛び回っています。
頬の黒斑と喉元の縦帯が薄い幼鳥の写真もありました。
この頬の黒斑、健康で体力のあるオスほど黒く大きくなるそうですが我々から見ると違いがよくわかりません。
それどころか雌雄同色なので雌雄の判別すらできません。
この日は近づいても逃げなかったので動画も撮影。
短い動画ですが良かったら見ていってください。
農地だけではなく海辺の歩道にも。
何かが気になるようで背伸びして茂みの中を覗き込んでいます。
人間の作った人工物を好んで営巣したり稲作のサイクルに合わせて繁殖したりと、なにかと人間との関わりが多いスズメですが 那覇都心部にある自宅の庭にトレイルカメラを3ヶ月ほど設置してみたところ ヒヨドリ、メジロ、外来種ばかりが写っていてスズメの姿は確認できませんでした。
沖縄の商業地や住宅地では外来種のシマキンパラに置き換わっていっている印象なのですが実際のところどうなのでしょう。
子供の頃はスズメの大合唱に起こされていた記憶がありますがいつの頃からか自宅周辺でスズメの声を聞かなくなりました。
街を他の野鳥に明け渡して田舎暮らしへとシフトしていったスズメ達にとって郊外や農村は安住の地たり得るのでしょうか。