今季も渡りに必要なエネルギーを蓄えるためにサシバ達が活発に飛び回る季節がやってきました。
そんなサシバ達を観察するため、猛禽類が集まる読谷村の農耕地へ行ってきました。
平日の午前中で快晴の中歩いていくと早速サシバが目の前を横切ります。
背の高いサトウキビに隠れながらサシバが飛んでいった方向に移動すると、
スプリンクラーと近くの電柱を往復しながら他のサシバ達と小競り合いを繰り返しています。
他のサシバに追いやられるように隣の区画へ移動。
握りやすいのか高さが程よいのかスプリンクラーがお気に入りの様でこちらの畑でも。
そういえばチョウゲンボウもよくスプリンクラーにとまっているので、地上の獲物を狩る子たちには都合が良い高さなのかもしれません。
私に気付いているようなのですが、割と接近を許してくれています。
こちらでもスプリンクラーと電柱を行き来して目線の高さを変えながら獲物を探しているようです。
動画もどうぞ。
逃げないとはいえ気にはしているだろうと思い負荷をかけないように別個体の観察に移行する為小競り合いをしていたサシバが飛んでいった方へ行くと、
1月に出会った隻眼のメスに再会することができました。
高圧送電線の鉄塔をバードポストとして独占しているようで鉄塔に近寄る他のサシバを追い払っています。送電線にはリュウキュウハシブトガラスも1羽 居たのですがお互いに干渉しないようにしているのかモビングは行いません。
かなり強い子のようで他のサシバ達を軽くあしらう様がカッコいい。
今季もサシバ達に会えるのはあと1ヶ月ちょっと。今年は鷹柱を見ることができるのでしょうか。