今回は 前回の泡瀬干潟編からの続きです。
早朝にもかかわらず野鳥がまばらな泡瀬干潟から沖縄県総合運動公園を挟んでその反対側にある比屋根(ひやごん)湿地へ移動しました。
アオアシシギの写真を撮影していたら旅鳥のソリハシシギが写り込んでいました。
キアシシギだと思っていたのにソリハシシギだったとは。結局この写真1枚だけで他の写真にソリハシシギの姿は写っていませんでした。
そしてキアシシギ会議。
輪になって何かを話し合っている様に見えて可愛かった。
夜明けから2時間ほど経っていたのでシギ達は食後の休憩に入る頃合いで昼寝を始める子も増え, こちらの勝手ですが動きが少なく見ていてつまらない。
それで湿地の周りを少し歩いてみようということになりブラブラ歩いていると
湿地の中央付近にアオサギが。
よく見ると 若鳥のよう。
成鳥と比べると体の色がぼんやりしています。
ここで妻が海側遠方にアジサシの様な姿が見えたというので遮蔽物が多いここでは写真が撮りづらいと判断し、見晴らしの良い元いた場所へ戻ることにしました。
元の場所へ戻りアジサシを待ち伏せている間に他の野鳥を観察。
クロサギの若鳥がこちらへ近づいてきました。
若鳥は種類を問わず概ね 経験が浅いため人間への警戒が薄く、向こうから近づいて来ることが多いので 比較的気を使わずにゆっくり撮影できます。
動画も撮影したのでよろしければどうぞ。
こちらをチラ見しながら小魚を探しています。
クロサギとキアシシギを観察していると妻が「アジサシ来た!」と言うので顔をあげると この日此処へ来た最大の目的であるアジサシが2羽 湿地上空を旋回し始めました。
コアジサシですね。
おかえりなさいコアジサシ。
南半球からの長旅 ご苦労さまです。
ホバリングと周回を交互に繰り返しながら餌を探しています。
読みが当たりコアジサシに出会え、写真も十分に撮れて満足したので別のポイントに移動することにしたのですが ここは沖縄島のほぼ中央。
北と南の探鳥地、どちらへ行くも動きやすい位置だったので どっちへ行くか悩みましたが、ここは直感に従うことにして南へ。
次回は与那原町編です。