梅雨が開けたかと思えばいきなり真夏の沖縄です。
久しぶりに妻と一緒に平日のバードウォッチングに行ってきました。
お手軽探鳥地の沖縄県総合運動公園ですが、この時期 平日午前中の人出が少ない時間帯に行ったことが無いということに気づき 思いつきで行ってみることにしました。
まずは隣接する比屋根湿地からですが、この日は一見 鳥枯れ状態。
ポイントを変えようかと思っていたら目の前にリュウキュウメジロがやってきました。
亜種リュウキュウメジロはメジロに比べて腹が白く見えるのが特徴です。
アップで見ると意外と目付きが悪い。
日向で佇むオスのカワセミも暑そう。
夏のカワセミは暑いのでスリム。
その後 海岸沿いから運動公園内へ足を進めると、この日も居ましたコアジサシ。
上の写真の子は若いのか あまり狩りが上手くなく、手当たり次第にダイブしているように見えました。
アジサシ類は陽光が似合う。
去年撮影したコアジサシ動画もリンクを張っておきます。
2番目の動画は一昨年撮影で別の場所ですが参考までに。
そしてこれも毎度の光景ですがミサゴもダイブ。
この日は2羽のミサゴが私達の近くを飛び回っていました。
こちらも若い個体のようで狩りの腕前はイマイチ。
もう少し観察を続けたかったのですが、沖縄人なのに 色素が薄くて紫外線にめっぽう弱い私の目はサングラスをかけていても海辺では1時間が限界。
午後から用事があることもあって 目を休ませる為に比較的 目に優しそうな道を選びながら公園内を横断して駐車場へ戻ることにしました。
水分を補給しながら歩いていると「ギィー・ギィー」という声が聞こえたので足を止めて周囲を見回すとコゲラが2羽。
背中の帯が真っ黒なので亜種リュウキュウコゲラだと思うのですが、いまいち確信が持てないのでここではコゲラということにしておきます。
雌雄が判別できる場所は後頭部の赤い羽根だけなのですが、冠羽を逆立てたときにしか見えないのでこの日も判別ならず。
コゲラは木を突かず鳴きながら私達の周りを行ったり来たり。
こちらも去年の撮影ですが参考に動画をどうぞ。
午後の用事を済ませて帰宅した後、録画したまま溜まっていた動物番組を見ているとコゲラの雛について語られていて、その番組を見てから出かけていればもしかしたら雛を見つけることができたのかもしれないと思い 少し残念な気分に。
それにしても暑いですね。
沖縄は気温が32℃以上になることは稀ですがとにかく日差しが痛い。
直射が強烈な時期は野鳥の姿もまばらになるのでこれから2ヶ月ほど鳥枯れのサイクルに入り出会いが少なくなります。
暑さが和らいでくる前に身の回りの雑事を終わらせて探鳥シーズンに備えなければ。