沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

2022年11月の金武町

先週の週末は久しぶりに天気が良くなったので妻と一緒に金武町へ バードウォッチングに行ってきました。

 

いつもの顔ぶれも夏場より活発に動き回っている金武町の農地ですが、やはり目当ては

渡り鳥。

イソシギ金武町2022年11月27日)

というわけで留鳥たちを横目に見ながら渡り鳥を探します。

アオアシシギ金武町2022年11月27日)

チュウシャクシギ金武町2022年11月27日)

なかなか出会えず1時間ほど歩き続けた頃「にゃー」という鳴き声が聞こえてきたので辺りを注意深く見回していたら頭の上を2羽のタゲリが頭上を飛んでいくのが

見えました。

タゲリ金武町2022年11月27日)

眼の前の畑に着陸したので 動画を撮ろうと腰にぶら下げていた一脚を取り出し

セッティングして撮影開始。


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撮影を始めた途端に 何かに驚いて飛び立ってしまいました。

タゲリ金武町2022年11月27日)

こちらに向かって飛んできたので私達に驚いたのではないようです。このあたりを

うろついているマングースを警戒したのかな。

 

水田に残ったタゲリはいないかと思って視線を戻すとその先には片足を上げて

リラックスしているアオアシシギ

アオアシシギ金武町2022年11月27日)

神経質なタゲリに比べ堂々としているように見えます。

 

その後も探鳥を続けている間にカメラに取り付けているドットサイトの調整ダイヤルに指が触れてしまったため再調整のため イソヒヨドリを試し撮りしたのですが、帰宅後その写真を確認してみると、イソヒヨドリではなくギンムクドリでした。

ギンムクドリ金武町2022年11月27日)

沖縄では数が少なくて珍しいギンムクドリを偶然撮影できてラッキー。

 

その後は 毎年この時期に飛来したカモ類が集う水田へ。

ヒドリガモ金武町2022年11月27日)

飛来してまだ日が浅いのでオスのヒドリガモたちはエクリプス期を終えていないので

地味目。

 

オカヨシガモはだいぶ鮮やかになっていました。

オカヨシガモ金武町2022年11月27日)

そんな中、双眼鏡で辺りを見回していた妻が こちらに向かって飛んでくる

クロツラヘラサギを見つけて私に声をかけてきたのでカメラを向けて撮影することに。

ヘラサギ金武町2022年11月27日)

あら、クロツラではなく無印のヘラサギでした。

ヘラサギ金武町2022年11月27日)

沖縄では越夏する個体もいるほどに馴染んでしまったクロツラヘラサギより珍しい

ヘラサギ。そんなヘラサギの方から私達の前に現れてくれるとはまたまたラッキー。

 

カモ達を観察していると後ろから視線を感じたので振り返ると冬羽で地味なツメナガセキレイが私達を観察していました。

ツメナガセキレイ金武町2022年11月27日)

遮蔽物に隠れて撮影していたのですがどうやらカモ達に気づかれたようなので圧をかけないように移動しました。

コチドリ金武町2022年11月27日)

別のスポットに移動していると今度は これまた珍しい迷い鳥のアカツクシガモが これまた幸運なことに私達の頭上を通過していきました。

アカツクシガモ(金武町2022年11月27日)

図鑑でしか見たことがなかったアカツクシガモが4羽。カルガモより少し大きいのと比較対象できるものが無く実際より大きくみえたので最初はガンの仲間かと思いました。

 

朝から長時間歩き続けて疲れてきたので車に帰ろうと妻と雑談しながら歩いていて 話の流れでササゴイの話題で盛り上がっていたところに御本人登場。

ササゴイ金武町2022年11月27日)

待ち伏せ漁の最中だったため動きがなくて面白みに欠ける動画になってしまいました。


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それにしても この日は沖縄ではレアな迷鳥のギンムクドリ、アカツクシガモ、

ヘラサギと 次から次へと出会えるとは思いもしませんでした。

 

しかしその後帰りの車中で些細な事から夫婦喧嘩、というより一方的に私が妻を叱責してしまい楽しい気分を台無しにしてしまった。

 

このところ小さな怒りを自ら増幅させて爆発というパターンが増えているような

気がする。

 

真面目にアンガーマネジメントを学ぼうと思う。

 

okiyasu.hatenablog.com

 

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