先月末はあちらこちらでカモの写真を撮影したので写真をまとめて下書き保存したの
ですが、そのまま忘れてしまっていたのに気づいたので 手直しして公開することに
しました。
この日は数日ぶりの快晴に恵まれたので金武町へ。
目当てはチョウゲンボウだったのですが、カモがたむろしている水田に行き着いたのでチョウゲンボウの事はしばし忘れてカモの写真を撮りまくり。
やはり目立つのは数が多いハシビロガモ、カルガモ、コガモですがその他のカモも
充実している場所に巡り会えた。ここは農耕地区なので作付け状況で野鳥たちが集まる場所が移動するので翌月も同じ場所で会えるとは限りません。
とは言え どの種族もまだまだエクリプス期を脱していない子が多いので全体的に
羽色は地味め。
夏の沖縄で観察できるカモは留鳥のカルガモくらいしかいないので色とりどりのカモ達
で満たされると本格的なバードウォッチングシーズンに入った事を あらためて実感
します。
沖縄では飛来数が少なくなかなか会えないオカヨシガモも。
なんだか上品な佇まいをしているように見えるオカヨシガモ。
細かいウロコ模様が美しい。
そんなとき遠くから大型のカモが隊列を組んで一直線に飛んできたので急いで撮影。
飛んできたのは初めて見る大型のカモで興奮。
撮影時はガンの仲間かとも思っていたのですが帰宅後に調べて迷鳥のアカツクシガモ
だと知りました。
この日確認できたのは上の写真に写っている4羽。
降りてくることはなく、飛び去っていきましたがこちらも綺麗なカモでした。
その翌日はキンクロハジロに会うために平日の沖縄こどもの国へ
キンクロハジロの群れの中にメスのスズガモが1羽混ざっていました。
スズガモも沖縄に飛来する数が少ないので、私達は今回が初めての遭遇でした。
キンクロハジロも相変わらず群れで飛来してきています。
エクリプス期も終わりかけのようですが 個体差があるので色合いはまちまち。
入園料の500円を払えば確実に会える野鳥というのも不思議な感じです。
カモの観察シーズンはこれからですが早速珍しいカモに出会えたので幸先が良い。
エクリプス期が終わって羽色が鮮やかになってくる年明けが楽しみです。