台風一過の豊崎海浜公園は色々なアジサシが集う鳥見スポットになっていました。
まず真っ先に目に飛び込んでくるのは一番数が多く ここの砂浜に小規模なコロニーを形成して繁殖しているコアジサシ達。
コアジサシ親子の観察も楽しくそちらは別記事にまとめてあります。
この日はレア野鳥、旅鳥のハジロクロハラアジサシに遭遇。
6月に入ってからの目撃は初めてで、別の記事でも書きましたが やはり今年は渡り鳥達のスケジュールが1ヶ月ほどズレているような感じを受けます。
今回 豊崎に居た4羽のハジロクロハラアジサシはすべて冬羽のままでした。
真っ黒い顔がカッコいいと聞く夏羽のハジロクロハラアジサシに会いたいのですが 沖縄ではかなり稀にしか見られないということなので運頼みですね。
頭の模様がヘッドホンみたいに見えるのが特徴の一つ。
ハジロクロハラアジサシは20羽ほどのクロハラアジサシの群れと一緒に行動しているようでした。
そのクロハラアジサシ。
クロハラアジサシも旅鳥で、この時期に見るのは珍しい。
渡り鳥達のスケジュールが乱れているのではなくて 梅雨時なのに晴れ日が多い今年は バードウォッチングに出かけて写真を撮る機会が多いため、例年は見逃していた旅鳥達を目にする機会が多いだけなのではないかと思い始めています。
クロハラアジサシは可愛いというよりかっこいい。
コアジサシ達はここで繁殖しているのでパートナーや雛の為に せっせと餌を運んでいます。
自宅から近い場所に 駐車場とトイレが完備されたアジサシ観察スポットが有ることに長いこと気づかずにいたのが悔しい。
これからの季節は水着姿の行楽客が増えるので盗撮を疑われるトラブルが予想されるのが難点ですが、夏の間は遊泳開始時間の前を狙って定期的に訪れようと思っています。