毎年のことだけれど今年の梅雨も ひどかった。
沖縄の梅雨はシトシト雨が降り続けるという風情のあるものではなく雷雨・竜巻・土砂崩れというなかなかに暴力的なものです。
以前、ブログにも書いたように 私は雷が怖くて仕方がないので、雷雨になる可能性が高い場合は開けた場所へ行くのを控えるので この時期はバードウォッチングがはかどらず 今月20日頃までの写真は 用事で行った先で 晴れ間をみつけては 常に持ち歩いているCannon PowerShot ZOOMやNikon P950で撮影した写真が多いので全体的に解像度低めです。
岸に近づいてくることはなかったのですがエリグロアジサシが4羽ほどの小さな群れで狩り(漁?)を行っていました。
エリグロアジサシのホバリングは初めて見たかも。
砂浜ではシロチドリが警戒音を発しながらこちらを見張っています。
砂浜に点在する茂みに目を凝らすと抱卵中のコアジサシを見つけました。
翌日は予定が何もなかったので仕事に行く妻を見送った後、那覇市の高台にある某公園へ数年ぶりに行ってみました。
梅雨の晴れ間なので湿度は高めだったのですが高台ということもあり風が気持ちよく 久しぶりの晴天を楽しむことはできたのですが、珍しい野鳥には出会えませんでした。
長居したかったのですが、1時間経つと有料になる駐車場だったので 有料になる前に駐車場から車を出し 南へ向けて発車。
40分ほど車を走らせて糸満市の某海岸へ。
干潮だと広くて野鳥を探すのが大変。
やはり日の出から数時間経過すると餌を取り終えて茂みの中の日陰で一休みするので、野鳥の姿はまばら。
サギ達は暑さに強いのか強い日差しをものともせず採餌を続けています。
白色型のクロサギかと思っていたら こちらでは珍しいチュウサギ。
冬鳥が北に向けて飛び立った後なのもあり空振り気味の探鳥でした。
その後は延々と破天・雨天が続き災害級の雨になったりもしたためバードウォッチングはお休みして週末は ここ数年の内に撮影した写真の整理を行ってその中から再評価した写真を 野鳥種ごとにまとめて記事にしてみました。
その後2024年の沖縄は6月20日頃に梅雨明けとなり、その週末は早速妻と一緒に金武町の芋畑へ行ってきました。
去年2023年の秋ごろから目に見えて野鳥の飛来が減っている芋畑で、鳥枯れの季節も近づきつつあるこの時期なのであまり期待はせずに探鳥。
期待はしていなかったけど目的のアマサギに会うことができ写真も撮れたので一応満足です。
金武町に行った翌日の6月23日は こちら沖縄では慰霊の日とされていて各地で慰霊祭が執り行われているので 私の叔母にあたる方が祀られている碑の慰霊祭へ行き、慰霊祭が終わった後は そこに住み着いているツミを観察して帰りました。
その数日後、一人で豊崎海浜公園へ。
去年に引き続き今年もコアジサシの親鳥たちを怒らせてしまいました。
コアジサシ達は私だけではなく海浜公園を利用する人や犬や自転車に手当たり次第に威嚇を繰り返しているのですけど。
そんなこんなで沖縄は夏本番で、連日 猛暑が続いています。
一年で一番気温が高く猛烈な日差しが降り注ぐ時期なので、野鳥たちが日中日陰に隠れて出てこなくなる時期でもあります。
8月に入ると猛暑も少し和らぐのですが、それまでの間 ムキになって野鳥を探し回って体調を崩さないよう気をつけねば。