前回の続きです。
中城村から北上して うるま市の観光地でもある海中道路のパーキングに車を停めて野鳥を探してみることにしたのですが 10月とはいえここは沖縄。
海で遊ぶ行楽客がまだまだ多いので護岸や小さな砂浜には野鳥の姿は無く、対岸にクロサギとチュウシャクシギが1羽ずつ居るのみ。
しかもカメラの取り出しに手こずってしまいチュウシャクシギの写真は撮れなかったのが残念。
早朝からここまでは 初遭遇のコキアシシギ以外テンションが上がる出会いがないまま今度は南下することにしました。
島の太平洋側を 休憩を挟んで1時間ほど南下して与那原町板良敷のイノーへ向かう。
これまた何もいそうになかったので車を出そうとしていたところにムナグロの群れが飛来。
数えてみたところ28羽ほどの小規模な群れ。
ムナグロが飛び去ったので車に戻り駐車場から出発しようとしたところ、妻が上空を飛ぶミサゴを発見したので 再度急いで車を降りカメラを構えて撮影。
遠くて この写真の解像度では 夏の間何度か見かけた越夏個体なのか渡ってきた個体なのかは判別できません。
解像度の高い写真なら首周りの模様で個体識別ができるんですけど この写真では角度的にも無理ですね。
余談ですがこの日の2日後に豊見城市のスーパーマーケット屋上駐車場から とよみ大橋周辺を周回飛行する3羽のミサゴを目撃したりしています。
ミサゴの写真を撮り終え 車に戻ろうとすると白黒一緒に行動しているクロサギ達がやってきました。
引き潮なので岩礁に釣り人が数名いたのですが、クロサギは我々バーダーからは逃げ回るのに釣り人は その存在を気にせず彼らのすぐ近くまで寄って採餌をおこなったりします。
釣り人は釣りに集中していてクロサギ達に注意を向けないけど、バーダーは興味津々でジロジロ見てくるから嫌なのでしょう。
後日ですが上の写真とは別に 同じ板良敷のイノーで撮影してきたクロサギの動画もあげておきます。
この日のバードウォッチングはここで終了。
それにしても 台風の余波で湿度は高めだったものの久しぶりの晴天で 鬱屈した気分も吹き飛び 良い一日になった事が嬉しい。
今週末もこの天気が続くようなのでどこに行こうか思案中です。