沖縄で真夏のバードウォッチングといえばアジサシ。
その中でも繁殖地ということもあり其処此処で頻繁に目にするコアジサシ達ですが、夏の終わりには 南半球へむけて旅立ってしまうので賑やかな鳴き声も聞こえなくなり海辺は随分淋しくなってしまいました。
今年2024年の夏もコアジサシの写真を沢山撮ったので次のシーズンに思いを馳せながら写真をあげていこうと思います。
数年前から豊見城市の豊崎海浜公園がお気に入りの観察スポットになりました。
コロナ禍で観光客が激減していた時期に海浜公園内のオリオンECOちゅらSUNビーチの人工海浜に目をつけ営巣地にしてしまったコアジサシ達。
行動規制が解けて観光客が戻ってきた後も数組のカップルがここで子育てを しています。
コアジサシの他にエリグロアジサシやベニアジサシの姿も見られるので今年も時間ができるたびに足繁く通ってしまいました。
水着の海水浴客達は 望遠レンズをつけたカメラを持った私達を不審者を見るような目で見てくるので ここでは日の出から遊泳開始時間までの2~3時間が撮影タイム。
今年も砂浜に近寄りすぎてコアジサシの親を怒らせてしまい、頭を蹴られたりフンで爆撃されたりと何度も攻撃を受けました。
そんなコアジサシ達も9月半ばには越冬の為に南半球へ渡って行きました。
すでに越冬地へ到着しているはずなので南半球雨の夏を堪能していることでしょう。