最近妻と休みが合わず一人で行動する事が多いOkiyasuです。
この日も一人で 毎度おなじみ与根第一遊水地(通称三角池)へ行ってきました。
遊水地という性質上 晴れが続いた為か水位が低く、露出している水底も乾いてひび割れているので全体的に野鳥の個体数は少なく、足が長く浅瀬を歩行できる野鳥と泳げる野鳥達以外は全体的にまばらで、渡ってしまったのかこの日はカモたちを一羽も見かけませんでした。
しかし今回の目的はそちらではなく繁殖期に入ったバン達です。
繁殖期は動きが活発になるので眺めていて飽きないし 雛鳥に会える確率も高くなるので 今回は動画撮影を中心に観察してきました。
そんな訳で、毎年バンの番(つがい)が子育てをしている葦原の一角で出待ちをしていると早速雛鳥が姿を現しました。
こんなに小さくても足は太くてデカい。
動画も撮れましたが県外からの探鳥ツアーでしょうか、大筒をかまえた観光客風の集団がマイクロバスからゾロゾロと降りてきて私の周りに集まって来てワイワイ声を出しながら一斉にシャッター音を響かせた為、 親鳥が警戒音を発し それに呼応して一目散に葦原の中に逃げ込んでしまいました。
一本の動画に編集していますが0:35以降はその集団がおとなしくなった数分後に再登場した同一個体です。
バンは夏の間に2回ほど子育てをします。先に生まれた雛は若鶏に成長したあと両親を手伝い次に生まれた兄弟達の面倒を見ます。この子もおそらく数カ月後には弟や妹の面倒を見ているのでしょう。
昼食をとって戻ってくるとバンのオス達でしょうか、力比べをしていました。
バンは雌雄同色なので判別が難しいのですがメスでしょうか、オスたちの喧嘩を仲裁することもなく観察しています。
動画で見るとメスがオスの喧嘩を煽っているようにも見えます。
あちらこちらでバン達が大騒ぎです。
喧嘩というより力比べというか相撲の様にも見えます。
繁殖期のバン達は何時にも増して賑やかです。