バードウォッチングが2週間ぶりとなってしまった先週末、再び金武町の芋畑へ足を運びました。
このところ億首川周辺よりもブルービーチ側を歩くことが多いが、今回もこの一帯でたくさんの野鳥たちに出会うことができたので写真を公開していきます。
今年も農道を歩いていると、足元からタシギが次々と飛び出してくる季節になりました。



タシギ(金武町2026年10月17日)
じっとしていれば絶対に気づかれないのに、人の気配を察知すると つい慌てて飛び出してしまうタシギ達。

タシギ(金武町2026年10月17日)
今年は渡来が早かったタシギだが、また来年4月頃まであちこちで見かけることになりそうです。
用水路や水辺では、コサギの姿も心なし増えたように感じます。



コサギ(金武町2026年10月17日)
沖縄のコサギは基本冬鳥ですが島内でも一部に繁殖記録があり、春先には頭に長い飾り羽が出現して目元や足先が色づく婚姻色になったコサギの姿もみられ、金武町周辺では繁殖期に入ると こうした越夏個体も確認できます。
冬羽では頭の黒斑がヘッドホンのように見えるハジロクロハラアジサシの姿も。



ハジロクロハラアジサシ(金武町2026年10月17日)
この日確認できたのは写真の1羽のみ。基本は旅鳥だが、先月撮影したのと同一個体であれば このまま南下せずに沖縄本島で越冬するのかもしれません。
そして今回、撮影後の判定に一番手間取ったのがこのチュウジシギ。


チュウジシギ(金武町2026年10月17日)
- 翼の裏(下雨覆・腋羽)のきれいな縞模様
- タシギのように白く抜けない。
- 黒褐色の細かい模様が密に入っている。
- 翼の後ろ側に「白い帯」がない
- タシギやオオジシギにある「次列風切先端の目立つ白帯」が欠如。
- 飛翔時に翼の後ろのフチまで一様に暗色をしている。
- アイスピックのような嘴(くちばし)と角張った頭
- タシギに比べて嘴がやや短く、根元ががっしり太い。
- おでこが少し角張った台形に近い顔つき。
こうした特徴を一つずつ精査し、ようやくチュウジシギと判断に至りました。やはりジシギの識別は奥が深いですね。
水路では、アオアシシギがトンボを捕食している場面に遭遇。



アオアシシギ(金武町2026年10月17日)
どうやって捕まえたのだろう。瞬間を見逃したのが少し惜しい。
ハジロクロハラアジサシがいれば、もちろんクロハラアジサシもいます。



クロハラアジサシ(金武町2026年10月17日)
今回は前回(9月12日)より3羽少ない5羽を確認。彼らもハジロクロハラアジサシ同様に、このままこの地に留まるのだろうか。
ダイサギも越夏組と渡り組が合流する時期ですが、この日は2羽ほどしか確認できませんでした。


ダイサギ(金武町2026年10月17日)
完全に定着した外来種のシマキンパラ。



シマキンパラ(金武町2026年10月17日)
水田の稲や草の実を美味しそうについばんでいる。中には幼鳥の姿もありました。
すっかり地味な冬羽へと衣替えを済ませたアマサギたちも。



アマサギ(金武町2026年10月17日)
広域に散らばっているため全体の数を数えることはできませんでしたが、一度に確認できた最大数は20羽。
今回はあまり近くに来てくれなかったサシバも。

サシバ(金武町2026年10月17日)
上空や電柱周りでは 縄張りを主張するように2羽のサシバが鳴き交わし、水場からは少し離れていたがミサゴの姿も。



ミサゴ(金武町2026年10月17日)
胸の模様や翼開長からオスではないかと思われますが、あまり判定に自信がありません。
チョウゲンボウが積極的に狩りをしている様子も確認。



チョウゲンボウ♀(金武町2026年10月17日)
この一帯は彼女の縄張りのようで、他のチョウゲンボウの姿は確認できませんでした。
そして何よりの収穫は、1年ぶりに地元のバーダー・K氏に再会できたことだ。 毎回お名前を聞きそびれていたため、今回は妻と「次に会ったら必ずお名前を聞こう」と決めており、まず挨拶と共にお名前を伺うことから始めた。今回も貴重なローカル情報をたくさん教えていただき、とても有意義な情報交換となりました。
また金武町のフィールドでK氏にお会いできるのが、楽しみです。
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