個人的な忙しさが落ち着いてきたので、少し遠出して国頭村に行ってきました。
遠出とはいっても狭い沖縄島。
那覇から80km程度の距離ではありますが 多くの自然が残り沖縄本島南部地区とは植生も若干違う山原地区。
今回も到着直後からサシバに出迎えられました。
サシバは沖縄では繁殖行動を行わないので こちらでは幼鳥自体珍しいのですが、この子はどうも独り立ちしていないようで、メスの成鳥と一緒に行動していました。
親子なのでしょうか?
上のメスと同一の個体かと思われますが、チョウゲンボウの攻撃を受けて臨戦態勢に。
近くの農場内で除草作業が行われており、下草が刈られて狩りがしやすくなるのを サシバ・チョウゲンボウ双方が理解しているので、その場所を奪い合っていたようです。
サシバとチョウゲンボウは写真が多いのでそれぞれ別の記事にまとめます。
川沿いにはアオサギやミサゴなど、いつもの面子が集っています。
ミサゴに気を取られてヒクイナの写真を撮り逃しました。
ヒクイナが生息していることがわかったので次は狙ってみようと思います。
時期的に水田が少ないので、カモやシギ・チドリの姿は少なめ。
下の写真はおそらくコガモ。
エクリプス期なので判別が難しいですね。
2時間半ほど探鳥を続けて空腹を感じ始めたので 食事を取れる場所を目指して来た道を戻っていると、除草していた農場の上空をチョウゲンボウが飛んでいました。
サシバとの場所取り合戦に勝利したようですね。