今年も北から猛禽類たちが渡ってきて沖縄の空も賑やかになってきました。
今月もあと少し残っていますがここまで撮りためた猛禽類達の写真をまとめていこうと思います。
とは言え今月も先月に引き続き天候不良が続き 晴れた日が少なく良い写真は少ないのですが…
最初は読谷村で公園の側にいた左目を失っているメスのサシバです。
詳しくは以下の記事にまとめてあるので興味のある方は一読を。
ツミかと思って撮影した画像をその場で確認すると写っていたのはハヤブサでした。
ハヤブサの飛来でパニックになったリュウキュウヒヨドリ達が仲間へ警告を発しながら
右往左往。
此処はツミの生息地でもあるのですが体が小さいツミはハヤブサを怖がるのでハヤブサが飛び回っている時は出てきません。
ツミは有能なハンターですが より大きな捕食者に狩られる側でもあるのです。
今回も遠いし早いしで なかなか良い写真が無いので先月のハヤブサに関する記事を
貼っておきます。
その後、何故か水場から遠い場所なのに
ミサゴが2羽やってきたりと賑やかな時間が続きます。
賑やかとは比喩的な表現でもあるのですが、猛禽類の姿を確認した小鳥達が一斉に警戒警告音を発するので物理的に騒がしくなるということです。
それにしても水場のない農地でミサゴは一体何を探していたのでしょう?
その翌々日、妻が休みを取っていたので久々に二人揃って平日探鳥。
少し遠出して国頭村某所へチョウゲンボウに会いに行くことにしました。
着いて早々猛禽を発見。
電柱の上で獲物を探しているオスのサシバです。
此処では毎度昼前くらいにチョウゲンボウに出会う事が多いので、それまであちこち歩き回って野鳥を探す事にしました。
開けているうえに猛禽が多いので小型の野鳥達の姿も少なくバードウォッチングというよりもハイキングになりかけていた時、サシバ達の激しく鳴き合う声が聴こえてきたので声のする方に向かうと、
2羽のサシバが鳴き合いをしていました。
動画を撮り始めてすぐに決着がついてしまい冒頭しか鳴き声が入っていません。
2時間ほど散策さた後、そろそろ いい頃合いかと思い チョウゲンボウが好みそうな開けた農地へ移動すると、
思惑通り居ましたチョウゲンボウ。
今回出会えたのはオスのようです。
動画は短時間しか撮れなかったので飛び立つところをgif動画にしてみました。
gif動画を作るのなんて何年ぶりだろう。
バッタを捕まえて戻ってきました。
見られていることに気づいたようです。
私達が気になるようで飛び去ってしまいました。
この日も川沿いを飛びながら獲物を探すミサゴの姿が。
国頭村も猛禽三昧となり大満足の休日となりました。
しかし翌日からまた雨が続いており明日の日曜は晴れの予報が出ているのですが当てになならないのが沖縄の天気予報。
出かける前に雨具を用意しておかねば。