金武町の養鶏場でも鳥インフルエンザの感染が確認されて大事になっているので、
事態が落ち着くまでは行くのを控えようと思っているOkiyasu夫妻です。
金武からウイルスを他の探鳥地へ運んでしまうわけにはいきませんからね。
ということで金武町に行きたい気持ちを抑えつつ前回の記事と同日に撮影したストックの中から 猛禽類の写真を集めてまとめ記事を書いていきます。
この日は到着直後からサシバとミサゴの鳴き声が響き渡る中を探索開始。
気合を入れて周囲を監視する必要もなく歩き始めて5分ほどでサシバが向こうから
やってきてくれました。この子は胸の模様が縦縞状に見えるので若鳥のようです。
その後も次から次へとサシバが飛来。
このサシバは眉斑がはっきりしているし胴体が太いのでメスのようです。
歩き始めて90分ほど経ち少し疲れたので一休みしていると妻が遠くでホバリング
しているチョウゲンボウを見つけました。
こちらのチョウゲンボウも色合いからメスのようですね。
こちらはおそらくオスのサシバ。
先程のメスだと思われるサシバと鳴き合いながら畑の上空を旋回していました。
この2羽は鳴き合いながら丘を越えて飛び去っていきましたがその後を追うようにもう
1羽のサシバが、これまた鳴き続けながら飛んでいきます。
それにしてもサシバはよく鳴きますね。
カモと猛禽類をたっぷり愛でた後周囲を散策しながら川沿いに帰っていくと、死角に
なっていた川面から突然、大きな魚を握りしめたミサゴが飛び出してきました。
魚を飛びやすい様に空中で持ち直した後、降りて食事ができるところを探しているのかウロウロしていたのですが 他のミサゴやカラスが集まってきてちょっかいをかけだしたので盗られちゃたまらんと高度を上げて飛び去っていきました。
残った他のミサゴたちは自分で魚を捕まえようと追うのを止めましたが、カラスは
横取りを諦めきれないのか 魚を抱えたミサゴを追って飛んでいきました。
この日は沖縄で一般的に見られる猛禽類三種を見ることができました。
遠くで急降下を繰り返しているハヤブサかと思われる影も見えましたが工事現場に
阻まれて近づくことができなかったのが心残りです。
*おまけ
DMMかりゆし水族館の屋上でカラスと空中戦を繰り広げるチョウゲンボウ。
併設のイーアス沖縄豊崎へ買い物に行った際に撮影したのですが、いつもは持ち歩いているPowerShot ZOOMをこの日に限って置いてきてしまっていた為 スマートフォンで
撮影した動画からの切り抜きなので画質がかなり悪いです。