沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

野生の猛禽と鉄の猛禽

平日の朝8時、水鳥湿地センターが開くのを センター近くの駐車場で待っているといつもの場所にハヤブサの姿を見つけました。

ハヤブサ豊見城市2022年11月16日)

先日と同じ個体でしょう。

今回こそ飛び立つ瞬間を撮影できるのではないかと期待しながら観察し続けること1時間。

しばらく動きがなさそうだったので漫湖水鳥湿地センターへ移動。

ハヤブサ豊見城市2022年11月16日)

羽繕いやストレッチを繰り返すものの飛び立つ素振りは見せず時間だけが流れて行き 私の方が退屈し始めた頃、

米軍のF-22ラプターが低空を通過。

ハヤブサ豊見城市2022年11月16日)

続けざまに4機飛来したラプターが気になるのかぐるりと首を回して目で追うハヤブサ

ラプター(Raptor)=猛禽類

ハヤブサ豊見城市2022年11月16日)

その後も数機が嘉手納基地の方角へ飛んでいきましたが アメリカ製の猛禽に興味を無くしてしまったのか 野生の猛禽はストレッチを再開。

 

ハヤブサはしばらく飛び立ちそうにないので、近くで狩りをしている2羽のミサゴを眺めることに。

ミサゴ(豊見城市2022年11月16日)

2羽ともメスのようです。

ミサゴ(豊見城市2022年11月16日)

ミサゴを眺めているとその後ろをアメリカ製の鉄ミサゴが低速で飛んでいきます。

オスプレイ(Osprey)=ミサゴ。

ミサゴ(豊見城市2022年11月16日)

元祖オスプレイは、鉄ミサゴに興味が無いようで そちらには目もくれず 2羽ともゆったりと飛びながら狩りを続けます。

 

朝8時からハヤブサが飛び立つのを待つこと2時間半。またF-22が飛んできました。

アメリカ本国でも訴訟に発展するほどウルサイF/A-18より遥かにマシですが、ウルサイい事に変わりはない。

 

ハヤブサは慣れたのか上空を通過していく戦闘機を無視して獲物を探すのに夢中。

ハヤブサ豊見城市2022年11月16日)

時計を見ると11時過ぎ。3時間待ったけど飛び立ちそうにないので流石に飽きたし腹も減ったのでこの日は諦めて帰ることにしました。

ハヤブサ豊見城市2022年11月16日)

駐車場で機材を片付けていて ふと振り返ると橋塔の周囲を飛ぶハヤブサの姿が見えたので、慌ててカメラを取り出し構えたのですがファインダーを覗く前にさっきと同じ場所に着地。

結局飛び立つ瞬間は撮れませんでした。

 

この日は米軍や自衛隊の軍用機がやたらと飛んでいるなと思ったら19日まで日米合同軍事演習が実施されているんでしたね。

 

最近世の中がキナ臭いので仕方ないか。

 

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