先週末の土曜日は近所でツミを愛でて終わったのですが、翌日曜日は妻の体調も少し落ち着き遠出しても大丈夫かと思い、少しだけ足を伸ばして豊見城市の豊崎まで行ってきました。
どちらかというとバードウォッチングというよりはウォーキングを目的としていたつもりだったのですがバーダーの性といいましょうか 野鳥を見るたびに足を止めるので継続的な有酸素運動とはならず ゆるい散歩となってしまいました。
前回訪れたときと同じ場所でチドリの混群を見つけました。
チドリたちも羽色が色づき始めていて繁殖期に向けてウォーミングアップを始めています。
今回はメダイチドリが多く、シロチドリは少なめ。
眺めていたチドリの混群は飛んできたクロサギに蹴散らされてどこかへ逃げて行ってしまいました。
海浜公園から少し移動して干潟の方へ行くことにします。
満潮で水没している干潟の中央部にある島はカワウの群れに占領されています。
このひ豊崎干潟に居たのは80羽ほどの群れですが これでもカワウの群れとしては小規模な部類に入るそうで、カワウの急激な増加がアチラコチラで問題になり始めているとのことです。
まだまだ増える気満々なようで婚姻色が出ていますね。
カワウの害といえば糞害が真っ先に浮かびます。
ここもよく見るとカワウの糞で白くなっている場所がチラホラ。
肉は臭くて食えないし、羽毛は防水性も保温性もないので使い道がないと、商業的な利用価値のないカワウ。
急に数を増やした原因は治水事業に伴うダムの増加でカワウの繁殖地が増えたせいではないかと言われています。
それにしても一人バードウォッチングはつまらない。
妻の体調も回復したので今週末は 半月ぶりに二人で出かけることができそうです。