沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

2023年6月の野鳥

沖縄は梅雨も開けて夏本番。

今回も毎月恒例のまとめ記事を書いていきます。

 

今年の6月は例年に比べて雨天が少なかったので思ったよりバードウォッチングに行けた日が多かったのですが、5月に引き続き豊崎海浜公園に通い詰めになってしまった感が否めない。

 

やはりコアジサシとシロチドリの雛が可愛すぎたせいでしょう。

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コアジサシ以外の珍しいアジサシにも会えたのでなかなかの充実感を味わえた6月初旬でした。

ハジロクロハラアジサシ:夏羽(豊見城市2023年6月5日)

それにしても 海浜公園内にある豊崎美らSUNビーチコアジサシとシロチドリの営巣地になってしまっているけど今後は大丈夫なんだろうか。

コアジサシ豊見城市2023年6月5日)

アジサシは別記事にまとめてあるので良ければ閲覧してください。

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アジサシ以外の野鳥も色々。

シロチドリ(豊見城市2023年6月5日)

大物GETでどこか誇らしげな白色型のクロサギ

クロサギ:白色型(豊見城市2023年6月5日)

丸呑みしたあと満腹になったのか何処かへ飛び去っていきました。

クロサギ:白色型(豊見城市2023年6月5日)

あと豊崎海浜公園の他によく行ったのが浦添市にあるイノー(サンゴ礁に囲まれた浅い海の意)にもエリグロアジサシ目当てで通いました。

エリグロアジサシ(浦添市2023年6月8日)

エリグロアジサシは那覇から2時間弱かかる国頭村に行かないと会えないという思い込みを修正できました。

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当然エリグロアジサシ以外の野鳥も居るわけですが、干潮時の だだっ広いイノーで彼らを探すのは一苦労。

シロチドリ(浦添市2023年6月9日)

下の写真は ぼんやりと遠景を眺めていた私のすぐ真横5mほどのところを風に乗って滞空していたコアジサシ

2分ほどの遭遇でしたが、青空に映える白い翼がとても綺麗で印象的でした。

コアジサシ浦添市2023年6月9日)

コアジサシが居るところには大抵一緒に居るのがシロチドリ。

当然ここにもシロチドリ。

シロチドリ(浦添市2023年6月9日)

6月半ばから雨の日が多くなったのですが晴れ間が覗いた日、買い物ついでに豊崎海浜公園でアジサシ観察。

ビーチ近くの芝生広場には沖縄では数が少なくて珍しいムクドリの小さな群れが採餌を行っていました。

ムクドリ豊見城市2023年6月15日)

梅雨の合間に災害級の大雨が数日続き豊崎の雛鳥達が心配だったのですが無事だったので安心しました。

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その後梅雨明けまで雨天が続きバードウォッチングはしばらくお休みだったのですが

いつも持ち歩いている高倍率コンパクトカメラで隙を見つけては野鳥観察。

 

下に貼った動画は与那原の海岸に居たクロサギ


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そして梅雨も開けた6月下旬。

このところ足が遠のいている与根の三角池こと第一遊水地へ久しぶりに行ってみることにしました。

ダイサギ豊見城市2023年6月24日)

毎年この時期は鳥枯れと呼ばれる状態で野鳥の姿もまばらなのですが、越夏中のヘラサギクロツラヘラサギがスキンシップを交わしている姿に癒やされました。

 

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コサギ豊見城市2023年6月24日)

この日も相変わらずバン達は騒々しかった。

これも割りとよく見る光景ですが、無礼な若鶏を肉体言語で教育するベテランの図。

バン(豊見城市2023年6月24日)

ベテランにマウントされた後、鳴き(泣き?)ながら逃げ出したバンの若鶏を避けるセイタカシギ

バン・セイタカシギ豊見城市2023年6月24日)

三角池の翌日はこれまた久しぶりの読谷村某所へ。

コゲラ読谷村2023年6月25日)

妻がツミの巣を見つけたので目をこらすとメスが抱卵中。

ツミ♀(読谷村2023年6月25日)

この時期から抱卵を始めるのは少し時期はずれな気もしますが元気に育ってほしいものです。

 

さてツミといえば自宅前の電線に止まっているオスの写真をスマートフォンのカメラで撮影できたので公開したくてウズウズしているのですが、スマホ撮影の超広角写真なのでバッチリ映り込んでいる那覇のランドマークから家バレ必至につき 公開できずにモヤモヤしています。

 

それは兎も角、ツミもエリグロアジサシも意外と身近にいるという事に気づいた2023年6月でした。

 

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