先週末、リュウキュウサンコウチョウを探して那覇市某所の森を妻と一緒に策散していたら、頭上に野鳥の気配を感じて立ち止まると「ホッホウ」という声が聞こえてきました。
こんな明るくて見通しの良い場所に居るとは思っていなかったのでハトの声だと思いこんで その姿を探していたのですが、声の主はハトではなく 私達の直上3mの位置に居たアオバズクでした。
以前何処かで飼育下のアオバズクを見た覚えはあるのですがどこで見たのか思い出せません。アオバズクの飼育は一部例外を除いて法的に禁止されているので鳥カフェ等で見たのなら姿が似ているニュージーランドアオバズクだったのかも。
話がそれましたが野生のアオバズクを見るのは今回が初めてで興奮しました。
沖縄島では他の地域から渡ってくる基亜種アオバズクと留鳥の亜種リュウキュウアオバズクが混在しているそうですが外見上での見分けはほぼつかないということなので、時期的にリュウキュウアオバズクの可能性が高いのですが当記事ではアオバズクということで書いていきます。
眠そうだけど逃げもせず留まっていて動画も撮らせてくれました。
三脚が使えない場所だったので微ブレが気になる動画ですがよろしければどうぞ。
その後この日の目的であるリュウキュウサンコウチョウ探しに向かったのですが声はするのに姿は見えずで撮影は成らず。
途中で独り立ちしたばかりのツミの若鳥を撮影したり長袖を着ているのに刺してくるダニや蚊に悩まされたりしながら1時間強森の中を散策して戻って来ると先程と同じ場所にアオバズク。
眠そうにしながら羽繕いをしていたのですが私達が気になるようで こちらをチラチラ見ていて、アオバズクに嫌われたくなかったので圧をかけないように そっとその場を後にしました。
リュウキュウサンコウチョウには会えなかったけど良い出会いがあった一日でした。