相続した築60年のコンクリート家屋の寿命が尽きようとしていたのでリフォームの見積もりを業者に依頼したら耐震補強と擁壁工事が必要なため1200万円かかるという事が判明…
ボロ屋に大枚はたいて延命措置を施すのもバカバカしいのでリフォームは諦めて 取り壊して建て替えようという結論に至り、それに伴い 那覇の中心部にも関わらず野生動物が集まってくる私の庭も消滅することになりました。
毒祖母と毒親のせいで良い思い出がない家屋の取り壊しには何の感慨も湧かないのですが、庭は両親が管理できなくなった頃から私が手を入れていたので思い入れも出始めた矢先だったので 維持できなくて残念です。
そんなわけで最後に自宅でバードウォッチングを。
数年前から侵略を初めリュウキュウヒヨドリと縄張りをかけてバチバチにやり合っているタイワンシロガシラ。
私の庭で撮影したものではありませんが参考までにタイワンシロガシラの動画を。
最後の最後にレア野鳥のメボソムシクイをリュウキュウメジロの群れの中に確認。
沖縄では冬の旅鳥でかなり珍しく、私と妻も初確認となりました。
メボソムシクイと判定したけどキマユムシクイかも…
メボソムシクイ達も毎年 私の庭に来ていたんだろうけど この庭が無くなったらどこに行くんだろう。
思えば子供の頃から毎朝 野鳥達の鳴き声で目覚めていたんですよね。
昔はこの周辺に軒下がある木造家屋が多く残っていたのでスズメが多かったけど現在はスズメは姿を消してその空いたポジションに収まったのがリュウキュウメジロ達。
というわけでこの庭も後1ヶ月程で更地になります。
前述したとおり家屋はどうでもいいのですが、やはりこの庭は惜しい。
とはいえ近所付き合いもあるので 住宅密集地で望遠レンズを付けたカメラを振り回すのは抵抗があり そうそう撮影もできなかったのも事実。
すべての計画が滞りなく順調に進んでおり取り壊しの回避はできない状況なので惜しんでも仕方がないのですが、那覇市の国際通りから徒歩2分の場所に このような 野鳥が集まる庭があったという記憶が誰かの心に残れば幸いです。