6月に入りましたね。
今年の沖縄は梅雨入りが遅かったし、梅雨入り後も気持ちの良い晴天が続いたりしたので例年の5月より野鳥写真の撮影がはかどりました。
毎月恒例ですが今回は5月のまとめです。
まず5月の最初のバードウォッチングは豊崎海浜公園から。
今更ですが ここでの鳥見は 満潮の前後1時間が最適だということに気づきました。
コアジサシが渡ってくる時期なので狙って行って大当たり。
シロチドリ達も餌を求めて歩き回る。
沖縄の海岸沿いではどこでも居るのが当たり前という感じになってしまっていて、姿が目に入っても写真を撮らずにスルーすることが多いキアシシギですが、あらためて見ると紋様も配色も共に とても綺麗な野鳥ですね。
大規模なコロニーを形成している与那原町から南城市にかけての太平洋側沿岸部に比べると 豊崎周辺は その数が少ないが ムナグロ達の姿もチラホラ。
5月4日は糸満市の某海岸へ。
見慣れない羽色のツバメの写真を撮影したのですが写真の角度や色合いのためか未だに種類の判別ができていないので、判明したら別の記事にまとめようと思います。
この海岸は崖に囲まれていて熱と湿気がたまる盆地のような地形になっているので、風向きによってはものすごく暑く、特にこの日は気温の高さにより海水面から蒸発して出来た靄がかかっていて光の乱反射がキツく、ソフトフォーカスがかかったような写真ばかりになってしまい 後の画像修正が大変でした。
偏光フィルターを使っていればもう少し修正が楽だったのかな。
例年は5月に入ると姿が見えなくなるミサゴもまだ2羽残っていて狩りを繰り返していました。
この他にもいつもなら3月下旬には北へ渡っていくカモたちもまだ残っていて違和感を感じました。例年より梅雨入りが遅いのが関係しているのでしょうか。
その後GWも終わった平日の正午ごろ、豊崎海浜公園で弁当を食べていると目の前の砂浜にコアジサシの群れが舞い降り、急いで昼食を済ませて観察開始。
コアジサシの求愛給餌が面白かった。
その翌日もカメラを持ち替えて豊崎海浜公園。
キョウジョシギの動画もどうぞ。
そして3日連続で翌々日も豊崎海浜公園。コアジサシとシロチドリは別の記事にまとめたので それ以外に撮影した野鳥の写真を貼っていきます。
黒色型のクロサギが2羽。
メダイチドリに出遭うのも久しぶり。
この日シロチドリを観察していてその行動が気になったので翌週末はまたもや豊崎海浜公園へ。
シロチドリが私達に対して擬傷行動を行なっていたり、特定の場所に近づくとコアジサシが威嚇しながら突っ込んできたりと、この海水浴場で繁殖を行っているのではないかと思い 探してみたところ…
ありました卵。
上の写真はコアジサシの卵ですが、シロチドリの卵も近くにあったのでしょうね。
この日のシロチドリは別記事にまとめてあるので気になる方はそちらを参照してください。
5月の最終週の週末は 天気も梅雨らしくなってきて台風も近づいているため曇天模様だったが、その数日前に車の中からチラリと見えたバリケンの雛に会うため 妻と一緒に首里城公園内の龍潭池へ。
成鳥はお世辞にも可愛いとは言えないのですが雛鳥は別格。
たっぷり癒やされました。
発生直後はスーパータイフーンだとメディアが大騒ぎしていたので それに釣られてしまって非常に心配になり いつもより強めに警戒していたのですが、沖縄本島に到達するまでにだいぶ弱くなってくれたので一安心。
とは言っても用心するに越したことはないので台風が去るまでは気を抜かずにいくことにします。