連休の後半は更に天候に恵まれて探鳥日和。
金武町も魅力的ですが連休後半は最近気になっている与那原町からスタートです。
ここは野鳥の種類は少ないのですが数が多いので楽しいです。
ただ休日は 日が昇ってから2時間も立つと釣り客や家族連れで賑わうので、観察できる時間が短いのが欠点。
家族連れが数組訪れ 賑やかになってきたので15分ほど車を走らせ南城市の干潟へ。
ここは野鳥たちが広い範囲に散らばっているので被写体との距離もあり撮影派の方々にはあまり人気のない場所なのですが、晴れた日は景色が良いので私のお気に入りの場所です。
上昇気流を利用するために雲の下を飛んでいる事が多いミサゴですがこの日は雲ひとつない快晴。ミサゴはやはり青空に映えます。
珍しい野鳥には出会えなかったのですが、途中で買った小洒落た弁当を妻と一緒に食べながら眺める広々とした景色は格別でした。
飛び石連休の中日もアチラコチラと出かけたのですが、人混みを避けたせいもあり空振りが多かったので一気に最終日の日曜。
やはり締めは金武町です。
ウェルカムイソシギ。車を降りたら目の前にいました。
セキレイたちも開けた平地へ戻ってきました。
水田で小型の野鳥たちを観察しているとツバメ達が騒ぎ始めたので期待しながら顔を上げると、
やはりいましたハヤブサ。
腹部の縦縞がクッキリ残っているので若鳥のようです。
かたまって逃げ回るリュウキュウツバメの群れに突っ込んでいって追い回しています。
狩りの経験値が低いのかチョコマカと逃げ回るリュウキュウツバメに手を焼いているようですが私達にとってはその分観察できる時間が長くなるので好都合です。
そんな若ハヤブサも狩りに成功したようで森の方へ飛んでいき、入れ替わりにミサゴがやってきました。
この日は2羽を確認。
猛禽2種を堪能したので別の場所へ移動していると、
また水田の際にいたタシギを驚かせてしまいました。
その後水田にシマアジを見つけ写真と動画をたっぷり撮影したついでにハマシギの写真も撮りまくりました。
ハマシギの周りではツバメの水飲みが次から次へ。
水飲みだけでなく水浴びも。
何が何でも地上に降りたくないリュウキュウツバメ達は水飲みも水浴びもダイナミックです。
9月も終わるというのにこの日も非常に暑く 日陰で一休みしてボンヤリと景色を眺めていると電線に連なっていたリュウキュウツバメ達の姿が消えた事に気が付き周囲を見回すと、
今度はチョウゲンボウがリュウキュウツバメ達を追い回しています。
地上に気になるものがあったようですが、すぐに興味を失ったようでリュウキュウツバメの追跡を再開しました。
チョウゲンボウは私達の方へ来ることは無く、そのまま飛び去ってしまいました。
連休の最終日は猛禽祭りになりました。前回と今回公開した写真以外でまとまった数の写真が撮れた野鳥は記事を分けてまとめます。
いくつかの私的な心配事も片付き 数年ぶりに連休を心ゆくまで楽しめました。
沖縄のバードウォッチングはこれからが本番。緊急事態宣言の解除も決まったので後は休日の天候が良いことを祈るばかりです。