連休中に出会ったエクリプス期のシマアジです。
現地ではコガモだと思っていたのですが自宅のPCモニターで拡大してやっと気づきました。
クチバシの付け根の白斑と過眼線上下の白いラインが特徴です。
この日は珍しくもないコガモだと思いこんでいたので数枚撮影してスルーしたので、後で気づいて悔しい思いをしました。
シマアジは沖縄では旅鳥なのですでに場所を移動している可能性もあったのですが1週間後同じ場所へ淡い期待を込めて行ってみました。
早朝からシマアジを探して歩き回っても姿が見えず諦めて引き上げようと歩いていたときに、居ましたシマアジ。
2羽居て1羽はすぐに飛び去ってしまいましたが残った方をじっくり観察することができました。
動画も撮影できたのでリンクを張っておきます。
雨覆羽の色もコガモとの判別に役立ちます。
それにしてもエクリプス期のカモの判別は難しいですね。
手元の資料では11月から4月にかけて見られるとあるのですが、2010年刷でその後改訂版が出ていない絶版本なので内容が古くなっているのかもしれません。
それにしても沖縄は野鳥関連の書籍が少ない。
商売ですから仕方のないことですけど地元の出版社は「子や孫に豊かな自然を」と声高に主張する割には観光客をアクティビティへ誘導する為のガイドブック的な性格の強いネイチャー本モドキばかり出版していて資料として使える書籍が少なくて困ります。
話がそれましたが春先に着飾った姿も見せてもらいたいものです。
カルガモやセイタカシギと一緒だと大きさがわかりやすいですね。
↓過去の記事を読み直すと私は4月にも同じことをやっていたようです。4月のシマアジは紋様も鮮やかでわかりやすいというのに…