沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

雨の金武町芋畑

天気予報が外れて 朝から霧雨が降りしきる金武町

 

雨に濡れるカンヒザクラの桃色の花が曇天に映えます。

 

今シーズンは空振りに終わることが多い金武での探鳥ですが 今回こそ珍しい野鳥に出会えることを祈りながら歩きはじめます。

イソヒヨドリ♂(金武町2024年2月4日)

そんな私達をイソヒヨドリが見つめています。

 

雨の日は水面におちる影がぼやけるから 獲物である魚に感づかれにくいので ミサゴにとっては狩りのボーナスステージ。

ミサゴ(金武町2024年2月4日)

この時期の金武の芋畑といえば色とりどりなカモ達なのですが今季は微妙なラインナップとなっています。

カルガモ金武町2024年2月4日)

霧雨が降り続いているせいでモヤがかかったような写真が多くなってしまった。

カルガモアオアシシギ金武町2024年2月4日)

雨が降っていると野鳥の姿もまばらになってしまいます。

アオアシシギ金武町2024年2月4日)

そんな中でもセキレイたちはいつもと変わらず元気に歩き回っています。

ハクセキレイ金武町2024年2月4日)

珍しい亜種のはずなんですがこうも毎回会っていると見慣れてしまって ありがたみが薄れてきているホオジロハクセキレイ

亜種ホオジロハクセキレイ金武町2024年2月4日)

河口部に集うカルガモの群れにマガモが混ざっています。

マガモ金武町2024年2月4日)

水辺から離れて歩いていると電柱にメスのチョウゲンボウを発見。

チョウゲンボウ♀(金武町2024年2月4日)

チョウゲンボウは電柱の天辺ではなく足場ボルトにとまっていることが多いですね。

足場ボルトは 彼らにとって握りやすいサイズなんでしょうか。

 

この辺で雨が止み 雲が切れて青空が見え始めます。

 

雨がやんだ途端、草むらからシマキンパラ達が一斉に出てきました。

シマキンパラ(金武町2024年2月4日)

キセキレイ金武町2024年2月4日)

田芋が植えられている水田にセイタカシギ

セイタカシギ金武町2024年2月4日)

観察していると、セイタカシギの足元を見慣れないシギが歩き回っているのに気づき、よくよく見てみると、

オオハシシギ(金武町2024年2月4日)

沖縄では珍しい野鳥であるオオハシシギでした。 オオハシシギは動画も撮影したので別記事にまとめます。

 

3時間ほど歩き回って駐車場に戻りメスのサシバに見送られながら撤収。

サシバ金武町2024年2月4日)

今回はオオハシシギとタイワンハクセキレイに出会うことができたので、この2種は 近いうちに記事を分けてまとめます。

 

ここ金武でもシロハラに会うことができませんでした。

 

毎度この時期は普通に目にしていたシロハラの姿が見えないとはいったい何が起こっているのでしょう。

 

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

okiyasu.hatenablog.com

プライバシーポリシー