那覇の中心部から郊外へ越したので去年までとは違い、テンションMAXな酔っ払いの がなり声や 過剰な音量のBGMとは無縁の静かなクリスマスを 過ごしています。
当ブログはクリスマスとは無縁なので今回も前回までと引き続き金武町で出会った野鳥たちの中から ソリハシセイタカシギの写真をまとめていこうと思います。
ソリハシセイタカシギはヨーロッパ、中央アジア、アフリカ中南部で繁殖し、冬季はインド西部や中国南部に渡って越冬するとのこと。
手元にある資料の情報が古くなっているので沖縄では まれな旅鳥となっていますが、この数年は毎年越冬する個体が南部の豊見城市周辺で確認されているということなのですが、沖縄島の中北部に位置するここ金武町でも2年ほど前から飛来してくるようになったようです。
反り嘴で背高なのでソリハシセイタカシギ。そのまんまなネーミングですね。
水深が浅い場所で頭を横に左右に反復しながら泥の中の甲殻類や昆虫を捕まえて食べるために このような形のクチバシを持つに至ったということです。
変わった形のクチバシにばかり目が行きがちですが、モノトーンのカラーリングも美しい。
特に背中の斑紋が水墨書きのように見えるので好きです。
ソリハシセイタカシギは野生下でも10年ほど生きるそうなのですが、ここ数年沖縄に飛来してくるのは同じ個体なのでしょうか?
この個体達が寿命を迎えたらもう見られなくなるのでしょうか?
もしそうなら他の個体も連れてきてほしいものです。