沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

ソリハシセイタカシギとズグロカモメ

11月の末日、とある事情で与根の第一遊水地 通称「三角池」近くで2時間ほど待機する必要があったので、その時間を利用して池を見に行ってみたところ ソリハシセイタカシギとズグロカモメを確認することができました。

ソリハシセイタカシギ豊見城村2023年11月30日)

ただし この日はバードウォッチングを想定していなかったので、望遠が効くカメラは いつもカバンに入れっぱなしにしているCanonのPowerShotZOOMという解像度の低いカメラしか無く、そのカメラで一応撮影したのですが曇天に弱いので上下の写真のような荒れた画像になってしまい落胆してしまいました。

ズグロカモメ(豊見城市2023年11月30日)

翌日、約3年ぶりに目にしたズグロカモメの写真撮影を 諦めきれず、カメラをNikonのP950に持ち替えて強引に予定を空けて再度 三角池へ。

 

ズグロカモメの姿は見えなかったけど ソリハシセイタカシギは居てくれました。

ソリハシセイタカシギ豊見城市2023年12月1日)

ソリハシセイタカシギは眠たいのか羽繕いをしたり羽の間に頭を突っ込んだりとウダウダしています。

ソリハシセイタカシギ豊見城市2023年12月1日)

珍鳥なのは確かなのですが、こうも毎年同じ場所に来てくれ その姿を我々に見せてくれていると ありがたみが薄れてきます。


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ソリハシセイタカシギは沖縄で越冬するので会える確率は高いとふんでいたのですが、ズグロカモメは旅鳥なので、昨日居たからといって同じ場所に今日もいるとは限りません。

 

この日は前述したとおり 姿が見えなかったので1時間ほど待ってみたのですが一向に現れる気配が無く、次の予定があったので諦めて立ち去ろうとしたところに「待たせたな」と言わんばかりに上空を旋回しながら徐々に高度を下げながら悠々と飛来。

ズグロカモメ(豊見城市2023年12月1日)

前日は2羽いたのですがこの日は1羽で行動していたようです。

ズグロカモメ(豊見城市2023年12月1日)

飛来する時期から沖縄では冬羽姿しか拝むことができないので、夏羽姿を見るために本州への遠征も考えています。


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ソリハシセイタカシギも完全に目覚めたようでクチバシで足元を横に薙ぎ払う独特な採餌を 開始。

ソリハシセイタカシギ豊見城市2023年12月1日)

ズグロカモメは池の中をあっちに行ったりこっちに来たりで、餌を探すというより落ち着いて休める場所を探しているように見えました。

ズグロカモメ(豊見城市2023年12月1日)

比較的会える確率が高いとはいえソリハシセイタカシギの撮影ができたことは当然嬉しいのですが、2020年の11月以来の約3年ぶりのズグロカモメとの再会は この3年の間に私自身に起こった大きな変化を思い出し、なかなかに感慨深いものがありました。

 

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