沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

先祖は自力で海を渡ってきた? 沖縄こどもの国で出会ったシロハラクイナ

今回の「沖縄こどもの国」への訪問では、嬉しい再会がありました。

久しぶりに姿を見せてくれたのは、シロハラクイナです。

 

野鳥池の観察デッキから10mほど先。池の畔に茂る木々の切れ間から、時折チラチラと姿をのぞかせてくれました。

シロハラクイナ沖縄市2026年2月1日)

以前は池の畔に広がる「水草の浮島」の上を歩く姿がよく見られたのですが、最近は園内の整備が進み、残念ながらその浮島も消滅してしまいました。環境が変わったことで、近頃はこうした茂みに身を潜めていることが多いようです。

シロハラクイナ沖縄市2026年2月1日)

今回は、その動きを動画でも収めることができました。


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ところで、このシロハラクイナ
実は沖縄本島においては、少し特殊な立ち位置の鳥だということをご存知でしょうか。

もともと石垣島などには古くから生息していましたが、1960年代頃から徐々に北へと生息域を広げ、沖縄本島に定着したという歴史があります。

シロハラクイナ沖縄市2026年2月1日)

記録によると、沖縄本島で初めて確認・捕獲されたのは1968年の名護市。
その後、1975年に同じく名護市でヒナを連れた成鳥が確認されたのが、本島における初の繁殖記録とされています。

 

下の写真は、妻がNikon P950でバッチリ捉えてくれた一枚。

シロハラクイナ沖縄市2026年2月1日)

ここで面白いのが「外来種」としての定義です。

 

人間が持ち込んだのではなく、彼ら自身の力で生息域を広げたため、厳密には「域内外来種国内外来種)」には当たらないのだそうです。自力で新天地を切り開いてきた、たくましい鳥なんですね。

 

現在では1987年に熊本県での繁殖が確認されるなど、その勢力図はさらに北上中とのこと。いずれ西日本一帯で、シロハラクイナが当たり前の風景になる日が来るのかもしれません。

 

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