先日 豊崎海浜公園に行った際に近くで写真を撮らせてくれたベニアジサシの写真をまとめていきます。
前回は機材の選択ミスで沖を飛ぶアジサシ達の写真がうまく撮れなかったのですが、今回は遠景撮影用にマイクロフォーサーズ機×単焦点300mm×1.4倍テレコンを装着した35mm換算840mmという構成で挑み そのうえベニアジサシの方から岸に近寄ってきてくれたので今までで一番鮮明なベニアジサシの写真が撮れました。
ベニアジサシ達は海浜公園から肉眼でも見える無人島の切り立った崖で繁殖していたようです。
沖縄では夏鳥として5月から8月の間 地域に留まり、無人島や岩礁の岩棚でコロニーを作り集団で繁殖します。
遠目にもわかる特徴として細くて長いスワローテールをもっているので、居留地近辺に行けば見つけるのは比較的簡単かと思われます。
動画も撮ったのですが画面酔いする方は見ないほうがいいかも。
直径100mほどの円を描いて飛びながら時折急降下しては魚を捕まえていきます。
この日は 眼の前20mほどのところを何度も横切ってくれたので 同じ場所から移動せずに撮影できて楽でした。
ただ眼前を高速で通り過ぎていくので写真が暗くなるのを覚悟でシャッタースピードを上げておかないとブレが酷かった。
暗くなった写真はソフトウェアで補正しました。
私達を警戒していないようだったのも撮影が楽になる要因だったかと思います。
それにしてもベニアジサシはシルエットも配色もとにかく美しい。
彼らも他のアジサシ同様、沖縄で観察できるのはあと一ヶ月ほどなので 旅立つまで観察を続けようと思います。