鳥枯れの季節です。
週末日曜に鳥見に行ったものの空振りで これといった写真がないので、フォルダの中に溜まっているスズメの写真をまとめて公開しようかと思います。
市街地ではあまり見かけなくなったスズメも農地に行くと元気に飛び回っています。
沖縄では年に数回繁殖するスズメですが 木造家屋の軒などがなくなった現代では電柱に機器を固定するハンガーが営巣するうえでお気に入りなようです。
鉄製の日当たり良好なハンガー内は熱くないのでしょうか。
路肩では砂浴びをするスズメたち。
大勢で一斉に砂浴びをしていたので土煙が上がっていました。
営巣する場所を探してアチラコチラと飛び回って覗き込んでは 先住スズメに追い払われている個体もいます。
海辺の公園にもスズメたち。
この日は沖縄の4月にしては気温が低く、海辺ということもあり強風が吹き付けていたので体感温度が低く感じられ 肌寒さを覚える朝だったと記憶しています。
スズメたちも肌寒く感じていたのか羽毛を膨らませています。
豊崎海浜公園のスズメ達はベンチに座る人間を見つけると自ら近寄ってくるので、餌付けをしている人がいるものと思われます。
わざわざ餌を用意してまで野鳥や野良猫に餌付けするような方々とは 同じ日本語で喋っているのに会話が成り立たないという事を これまでの経験で学び、時間を無駄にした挙げ句嫌な気分になるので直接物申す事は止めることにしたのですが、やはり野生動物への餌付けはやめてほしい。
6月も後半に入ると繁殖も最盛期を迎えていて集団の中に巣立ったばかりの幼鳥の姿を多く確認できます。
幼鳥かと思ったらシマキンパラだったりしてまぎらわしい。
今月の初め頃に撮影したスズメの動画もあげておきます。
CanonのPowerShot ZOOMで撮影した動画なので画質がいまいちです。
さて今回もPCのフォルダを整理している最中に出てきた写真の中から掘り出してきた写真でした。
毎年この時期の沖縄は 留鳥は昼間 茂みの中の日陰に隠れていて姿を見せませんし、
夏鳥は南半球へ旅立ち始め冬鳥はまだ到着していないので、どこに行っても野鳥の姿が少ない「鳥枯れ」とバーダー達に呼ばれる季節のど真ん中となっています。
今週末も一応鳥見に出かけてみようとは思っていますが、野鳥に出会うことはできるのでしょうか?