先週末も懲りずに金武町へ行ってきました。
やはりホシハジロには出会えず、今シーズンは諦めようかと思います。
では気を取り直して金武町での探鳥記録を。
夜明け直後、ダム付近に駐車して川沿いに歩くと いつものメンバーに。
川沿いから離れ開けた農地の方へ進むと早速サシバの鳴き声が。
2羽いたのですがオスの方はバイパスの反対側へ行ってしまいメスが残りました。
目的はサシバではなくホシハジロなので彼らが好む植え付け前の田畑の方へ歩みを進めていると、私達の前方 複数の区画からカモ達が一斉に飛び立ち、ダムの方へと飛んでいってしまいました。
一足遅かった。
あと30分早く到着していれば餌場に移動する前のカモの群れを観察できたのに。
とはいえ、少数のグループに別れて農耕地区のそこここに残っているカモ達の写真もけっこう撮れたので別記事にまとめます。
タゲリが単独で行動しています。
飾り羽が長いのでオスでしょうか。
私の姿に驚いたようで「ニャー」と猫のような鳴き声をあげながら距離をとります。
人馴れしてきているのか飛び去りはせず、隣接した区画内で採餌を再開しました。
近くの水田ではタシギが7羽採餌中。
とても警戒心の強いタシギ達。
彼らの360°に近い視界に私達の姿は映っているはずですがこちらも逃げません。きっと私達にかまっている暇がないのでしょう。
その後数時間 カモ的なシルエットを追い求めながら歩き回り、結局ホシハジロには会えずここを折り返し点と定め駐車場に戻ることに。
来た道を戻らず畑を大回りして帰りながらジョウビタキを探すも今回は会えず。
代わりにセッカが目の前に現れました。縄張り争いでもしているのでしょうか、声を上げるたびに冠羽が逆立ちます。
しばらく歩くと「ピックイー✕2」と2羽のサシバが登場。
足を下ろして飛んでいるので何をしているのだろうと思っていたら、
嗚呼… そういうことですか…
猛禽類は飛び立つ前に排泄を済ませるものなのですが、我慢ができなかったようですね。
それから1時間ほどアチラコチラを散策し駐車場の近くへ戻った来たところで またサシバに出会いました。
早朝に出会った子と同じ個体のようです。
この日はいつもより長い距離を歩いていたので 愛車が見えてきてホッとしていた矢先、車の50m手前にシロハラが。
今年の2月以来の撮影です。一休みできると気が緩んでいたせいで 正面を向いた写真は撮り逃しました。
荷物をおろしていると低空でサシバが旋回を始めました。
私達が居るために芝生で狩りができない事に腹を立てているように見えたので 長居せず立ち去ることにしました。
縄張りの中で遊ばせてもらってありがとう。