妻が平日の休みを取ってきたので一緒にバードウォッチングに行ってきました。
朝から与那原町板良敷のイノーにムナグロを見に行ってみたのですが、結果から言うと目当てのムナグロには会えず、そのかわりにキョウジョシギを心ゆくまで観察。
完全に夏羽になっていて名前の由来通りの艶やかな姿になりました。
ここに到着する直前まで雨が降っていたようで、緑地のシロツメグサ群生に潜り込んで餌を採っているイソヒヨドリのメスがびしょ濡れに。
近くにいたオスは要領がいいのか濡れずに青虫をゲット。
イソシギがこちらを警戒して凝視してきます。
見られている…
防波堤沿いに歩いてムナグロを探してみたのですが何処にも姿が見えず、佐敷干潟の方へ移動しているのではないかということになり、ここから車で15分ほど南下した南城市佐敷へ移動。
移動している間に遠浅の佐敷干潟は完全に水没してしまいここでもムナグロを拝めずじまい。
めげずに他の野鳥を探していたら目の前にカワセミがやってきました。
クチバシが上下とも黒いのでオスですね。
そしてこの時期の沖縄の海岸沿いといえばコアジサシ。
大潮の満潮時でも水没しない洲があるのでそこに小規模なコロニーを作って営巣しているようです。
沖縄では5月から6月の初夏がキビナゴの旬なので、彼らはそれを狙ってダイブを繰り返します。
上の写真の子は左足の指をすべて欠損しているので判別しやすい個体だったのですが、この子が私達に付いてきて監視しつつ仲間に何やらメッセージを送っていました。
今回も 目当ての野鳥に会うことができなかったけどそれなりに楽しい平日の鳥見でした。