先週末、目的地を決めずにドライブがてら沖縄本島南部をいつものコースで走り、たどり着いたのは南城市の佐敷干潟。
台風6号の被害も多少あるけど通行には支障がなかったので、早速探鳥を開始しました。
季節柄アジサシも数を減らしていて もうすぐ夏が終わるのだなと感傷に浸ってみたりしていたところ 海からはシギ・チドリ類の声、陸からはツグミ類の声と賑やかになってきたので我に返り辺りを見回し野鳥を探します。
潮が引き砂浜が顔を出し始めそこを目指して野鳥達が集まってきます。
佐敷干潟は遠浅なので潮が引き始めるとあっというまに一面砂地になり野鳥達が広い範囲に散らばり探すのに苦労することになるので、餌を摂ることができる砂浜が狭くて泳げない鳥達が一箇所に集まる事になる満潮ピークの前後1時間がおすすめです。
妻の提案でいまだに 行ったことがない湾の反対側に移動してみることにしました。
砂浜が少し遠くなったけど、防風林がうまい具合にブラインドになる場所を見つけたのでそこから野鳥達に気づかれないように観察。
ムナグロ・チュウシャクシギ・キョウジョシギ・アカアシシギ・キアシシギ・イソシギと次から次へ干潮で海中から顔を出した砂浜へ集まってきました。
砂浜の波打ち際はシギ・チドリ、水深20cmくらいの場所はサギ類が採餌。
下は妻が撮影したチュウシャクシギの写真です。
妻の横で私は動画を撮影していました。
少数ですがアオアシシギもやってきました。
下の写真も妻が撮影したものでコアジサシの親子がいたのですが、この日確認できたのはこのひと組だけ。
このコアジサシ親子は南半球への渡りに間に合うのでしょうか。
前週に水鳥センターで忙しく走り回っていたキアシシギとは違いここのキアシシギはゆったり歩きながら餌をついばんでいました。
そんなシギ・チドリ達の間を縫って走り回るのはシロチドリ。
カニを捕まえました。
そして ここでも姿を見るようになった越夏中のクロツラヘラサギ。
もうすぐ渡ってくるクロツラヘラサギ達と合流するのを待ちわびているのでしょう。
ここ数日朝夕は風が涼しくなってきてるのを感じます。もうすぐ沖縄は鳥枯れの時期も終わり旅鳥シーズンが始まります。
今年はどんな旅鳥に出会えるかな。