沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

セイタカシギ

今日も災害級の大雨です。

 

この3日間 激しい雷雨が続いていて外を歩くだけで一苦労、それと同時にローカルニュースでは県内各地の水害が報告されていて正直バードウォッチングどころではありません。

 

こんなときの空き時間は過去の写真の整理を することにしているので、今回も去年撮影した写真フォルダから発掘したセイタカシギの写真を上げていきます。

セイタカシギ金武町2023年2月18日)

この「水辺のバレリーナ」は沖縄では冬鳥とされていますが、繁殖期の6~7月以外は水田や湿地で姿を見かける事が多いので、留鳥のようなイメージを持っています。

セイタカシギ金武町2023年2月18日)

90年代の終わりごろに糸満市で繁殖記録がありますが 彼らにとって沖縄は越冬地なので私は 雛を見たことはありません。

セイタカシギ金武町2023年2月18日)

セイタカシギは羽色の個体差が大きいので個体の判別が楽です。

セイタカシギ金武町2023年2月18日)

セイタカシギ金武町2023年2月18日)

長すぎる足は羽毛の中に格納できないので、サギのように足を後方に伸ばして飛びます。

セイタカシギ金武町2023年2月18日)

下の写真の右側2羽は前年の夏に生まれたと思われる幼鳥。

足の色が成鳥より薄く、後頭部から首にかけて鱗模様があるのが幼鳥です。

セイタカシギ国頭村2023年4月8日)

セイタカシギ豊見城市2023年4月9日)

下の写真は北へ繁殖のために飛び立つ前のセイタカシギ

セイタカシギ豊見城市2023年4月9日)

そして数カ月後に繁殖を終え、飛べるようになった幼鳥を引き連れて越冬のために沖縄に戻ってきたセイタカシギ達。

セイタカシギ金武町2023年9月3日)

セイタカシギ金武町2023年9月3日)

湿地や水田だけではなく海辺の埋立地では小さな群れを作って用水路で採餌を行っていたりします。

 

セイタカシギが集まる場所には近縁種のソリハシセイタカシギが訪れることもあるので探してみてください。

okiyasu.hatenablog.com

セイタカシギ豊見城市2023年9月18日)

セイタカシギの雛は 身悶えするほど可愛いと聞くので一度見てみたいものです。

那覇市全域に大雨洪水警報が発令されていて外から消防車のサイレン音が聞こえる中、足止めを食らったファストフードの店内でこの記事を書いています。

現在は雷と雨は落ち着いてきているので静かになってきましたが、その静けさが逆に不安になります。

 

道路状況が不安なので天気の様子を見ていたという言い訳を思いついたので もう少しここでサボっていこう。

 

okiyasu.hatenablog.com

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