沖縄の探鳥シーズンが始まりました。
今週も地元のバードウォッチャーには おなじみの金武町某所に行ってきました。
本当は早朝から行きたかったのですが またもや諸事情により昼過ぎの到着となってしまいました。しかし今回の探鳥は 10月も下旬となり沖縄もやっと涼しくなってきたのもあり、数ヶ月ぶりに時間を気にせずじっくりと野鳥を探すことができたため準備不足にも関わらずそれなりの収穫がありました。
最初に出ったのはハクセキレイ。夏場はどこに隠れているのでしょうか。
ハクセキレイの後はセッカにバンにシマキンパラといつもの面子が続いていたのですが、
同行していた妻がいきなりレア野鳥ソリハシセイタカシギを見つけました。
過去に金武町での観察例はあるそうですが、私達はここで出会ったのは初めてです。
私達は採餌しているところは数回見たことがあるのですが飛んでいる姿を見るのは初めてです。
付近の方が言うには数日前から単独で留まっているそうで他のソリハシセイタカシギは見ていないとのことでした。
アフリカからはるばるいらっしゃいませ。
飛び去るソリハシセイタカシギを見送った直後 目の前をリュウキュウツバメより少し大きめで尾羽の長いツバメが横切ったので咄嗟に撮影したところ、
コシアカツバメが写っていました。
しかし雲が出てきて光量不足になりシャッタースピードを上げられなくなったので上手く撮れず天候が回復するまでの間場所を移動して他の野鳥を探すことにしました。
そのすぐ後、のんびり散策している最中にタシギを脅かしてしまいました。
毎度のことながらタシギは 畑の際や車道横の側溝など人間が通行する場所の直ぐ側に居ることが多いので脅かしてしまいがちです。
ジシギは判別が難しいですが今回のように翼と尾羽を広げていてくれると判りやすい。
タシギは臆病でしたがムナグロは人馴れしているのかかなり近づいても逃げません。
田芋畑の間にサギだまりができていました。
イソシギも冬羽に。
先週浦添市でたっぷり観察できましたがここにも居ましたサシバです。
ヒドリガモも飛来していたようです。
オスはまだエクリプス期のようですね。
シマキンパラ達は収穫前の稲穂を狙っているよう。
雲が切れて日差しが戻ってきたのでコシアカツバメの撮影に再度挑戦すべく、戻ることにしたところ早速再会できました。
痒いのでしょうか、飛びながら足で頭をかいています。
図鑑等で見るより尾羽が短いように見えます。若い個体なのでしょうか。
コシアカツバメは4羽ほど確認できたのですが、後半の写真はすべて 私達の近くを飛んでいた同一個体です。
ブレてしまいました。
この写真も微ブレしています。
ツバメ類は この辺りでこの時間帯は養鶏場付近に集まっているリュウキュウツバメの群れに混ざっていることが多いのですが、この日 コシアカツバメ達はそこから離れて独自に狩りをしていたので見つけやすかったのが幸いしました。
最近は 短時間強攻スタイルの探鳥が多かった金武町ですが久しぶりにのんびり散策できて満足です。
ただ初めて出会ったコシアカツバメに夢中になりその写真が多くなってしまいました。記事を分けたほうが良かったかな。