夏頃に比べると時間に余裕ができ、探鳥へ出かけることが楽になったとはいえ平日は相変わらず忙しい日々が続き撮影した写真の現像と修正に割く暇が取れず更新頻度が落ちています。
今回は約2週間近く前になりますが11月の終わり頃に金武町で撮影した写真でを公開していきます。
それにしても最近自分に対する言い訳から始まる記事が多いですね。
この日は同時に確認できた個体だけで8羽ほどのミサゴが夜明け前から飛び回っていました。
6度目のダイブで大物を捕まえたミサゴ。このあと程よいテーブルが見当たらなかったのか獲物を掴んだまましばらく飛び回っていました。
前日の三角池にもいましたがここにもタシギ達が。
タシギにしては珍しく近づいても逃げず、比較的近くで撮影させてもらえました。
タシギ達がいた隣の区画にはソリハシセイタカシギが。
この前日に三角池でも出会っているソリハシセイタカシギ。
狙っていた訳でもないのに金武でも会えるとは思っていませんでした。
やはり三角池にいた子より羽を閉じたときに現れる輪のような模様が細いので別個体のようです。
小型の野鳥達が騒ぎ出し、ソリハシセイタカシギも飛び去ってしまい、ハヤブサが迫ってきているのかと辺りを見回していたら。
チョウゲンボウでした。
この日のチョウゲンボウは狩場を探している最中だったようで残念ながらホバリングを見ることはできませんでした。
ハヤブサの仲間やサシバ等の猛禽類は 那覇市や浦添市の中心部にある公園周辺の住宅街などでも観察でき、人の営みと共にある彼らの写真も欲しいのですが やはり望遠レンズをつけたカメラや双眼鏡を持って市街地をうろつくと住民に良く思われないので自重しています。
ポイントを変えるため歩いていると頭上から切羽詰まったミサゴの鳴き声が聞こえてきたので見上げると、
大きな魚を吊り下げたミサゴがリュウキュウハシブトガラスの襲撃を受けていました。
カラスはミサゴの獲物を横取りしようとしているようです。
激しい空中戦。
ミサゴは獲物を掴んでいるため鉤爪を防御に使えないので激しく鳴いて威嚇しながらなんとか振り切ろうとしていましたが地上から30mほどの低空では小回りが効くカラスに分があるようでなかなか引き離せません。
この後ミサゴは 一度カラスの体当たりを許してしまい体勢を崩しかけますが直ぐに持ち直し カラスの隙きを突いて全力で飛び去っていきました。
この日の明け方に見たミサゴもカラスの襲撃を警戒して邪魔されない場所を探していたのかもしれません。