前日の夜ふかしが祟って日が昇りきってからの探鳥になりましたが、公園が家族連れでにぎやかになる前になんとか到着することが出来たので 急いで探鳥を開始すると早速妻が芝生の上で採餌する小規模なビンズイの群れを発見しました。
観察を初めてすぐに通りかかったジョギング客に驚いて樹上へ避難してしまいましたが、私にとって好都合。
去年は目の前でツミに被写体を横取りさてれて撮れなかった樹上のビンズイの静止画を撮る事ができました。
この写真には4羽しか写っていませんがこの日確認したビンズイは全部で5羽。
かすかに遠くから鳴き声が聞こえた聞こえたような聞こえなかったような…
公園内で小規模なグループに別れて行動しているのかもしれません。
動画も貼っておきますが、三脚なし、ズームマイク無しなので 手ブレとウィンドノイズがひどいですが天候が良かったので去年撮影した動画より見やすいかと思います。
ビンズイ達に警戒されないように一旦場所を移動して少し時間を開けて戻って来てしばらく待っていたら樹上から降りてきて採餌を再開しました。
後ろから突風に煽られて羽毛が逆だっています。カワイイ…
ビンズイ達の方から私達に近寄ってきました。
私達はこれといったカモフラージュをしていません、害を及ぼさないという事がわかっているのか しゃがんでいる私の足先１.5mほどの所を通り過ぎていきます。
去年とは違いこんな近くまで寄ってくるとは驚きです。
ここは一年を通してツミの生息地なうえ この時期はハヤブサも飛び回っているので 人間の近くにいればそれら天敵が寄ってこないということを学習したのでしょうか。
地上で採餌するビンズイの動画も貼っておきます。おあつらえ向きの低木があり 三脚代わりにさせてもらったので手ブレはかなりマシになりましたが 相変わらずウインドノイズはキツめです。
上記動画の０:３０あたりでシジュウカラの警報音を聞き動きを止めて辺りを警戒する姿が確認できます。シジュウカラは組織的に警戒網を構築し 他の野鳥達もシジュウカラの警戒ネットワークを利用していると聞きます、ビンズイ達もそのシジュウカラ警報に反応したように見えます。
かなり近寄ってきてくれたのですが視線を向け続けているとプレッシャーをかけるのではないかと思いビンズイの観察はこのあたりで終了することにしました。
また来年も愛らしい姿を見せてほしいものです。
