先週末の沖縄は天気が悪かったのでバードウォッチングはお休み。
それはさておき沖縄の1月は毎年雨がちで日照時間が少ないのですが今年はタイミングよく動けたのでそれなりに晴天の下で探鳥を楽しめました。
特に今年は年明けから数日晴天が続いたのですが年末年始の暴飲暴食ダメージが残っていて体が重たく感じたので新年最初の探鳥はお手軽な沖縄こどもの国のバードウォッチングデッキへ。
上記リンク先の記事には貼らなかった写真を上げていきます。
あまり良いことだとは思わないのですがここのキンクロハジロは人馴れしているので向こうから近寄って来ます。
この日はサシバの写真も沢山撮れました。
三連休も晴天が訪れたので他のバーダーさんに教えていただいた国頭村某所へ出向きチョウゲンボウにも出会うことも出来ました。
水田にはカルガモ。
水路の上空にはミサゴ。
詳しくはこちらの記事で↓
その翌日は久しぶりの三角池。
ここでも名物バーダーの某氏のおかげでリュウキュウヨシゴイを観察することができました。
リュウキュウヨシゴイの他にもササゴイや、
すでに三角池の常連と化したクロツラヘラサギも。
そんな中に1羽荒ぶるアオサギが。
他のアオサギ達を威嚇して暴れまわっていました。
かなり気が立っていて周りが見えていないようで車道を練り歩き、通りがかったドライバー達に急ブレーキをかけさせまくっています。
上の写真は荒ぶるアオサギに追い立てられて水門の上に逃げた別のアオサギ。
その後も私達から2mも離れていない池の手すりに止まり池に居る他のアオサギ達を睨みつけていました。
参考までに古い動画を。
動画は2018年に撮影したものですが、今回のアオサギ君も 自分の力量を見誤り実力者に挑んで敗れた動画のアオサギのようにならない事を祈ります。
今年も可愛らしいビンズイ達を気の済むまで観察できました。
ビンズイ達以外にも、
サシバや
シロハラに出会えました。
でもこの日一番気になったのは隻眼のサシバ。
片目が使えなくても逞しく生きています。
その翌週は もう少しチョウゲンボウの写真が欲しくて国頭村へ。
到着して直ぐにアマサギの群れに出会えました。
冬羽なので地味ですね。
近くにはイソヒヨドリ。
水路にはバン・オオバンと共にタシギが休んでいました。
遠目には休んでいるように見えたタシギですが写真を拡大すると目を開けてこちらを警戒していたのがわかります。
バンは若鳥を連れて採餌。
ここからリュウキュウ三連発。
まずは亜種リュウキュウメジロ。お腹の白色が目立ち声が甲高いのが特徴。
そしてリュウキュウツバメ。尾羽根が短く広げると白斑があるのが特徴。
そして亜種リュウキュウヒヨドリ。頬の橙色が首まで続いているのが特徴です。
この日は目当てのチョウゲンボウには会えなかったのですが、その代わりに複数のサシバに出会えたのでそちらは別記事にまとめました。
冒頭でも述べましたが沖縄は1年を通じて 日照時間が少なく、冬季はさらに雨がち。
海・空・太陽といったイメージで語られることが多い ここ沖縄ですが、転勤や移住などで2年以上住んでいる方々からは 夏場は台風、冬場は長雨のせいで晴天が少なくイメージと違う事に驚く声をよく耳にします。
福岡に住んでいた頃は野鳥を観察するだけで満足していたので天候はさほど気にもしていなかったのですが、沖縄に帰って来て 記録のためとはいえ写真を撮るようになってからは曇天・雨天だと気分が乗らなくなってしまいました。
所有している機材は動画用のガンマイク以外は防滴仕様なの雨天に写真を撮りに出かけない理由はないのですが…
光量が不足している天候でも綺麗な写真を撮る技術を身につければ 以前のように雨具を身に着け出かけられるようになるのかな?