沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

土曜の夕方に三角池

この日は 久しぶりに夕方のバードウォッチング。

 

潮見表を見ると日暮れ直前が満潮だったので、日没までの2時間を湿地の鳥見に当ててみようと思い 豊見城市の三角池へ行ってみました。

 

近くの有料パーキングに車を止めて歩き出したところ駐車場の上空をミサゴが鳴き声を上げながら飛んでいきます。

ミサゴ(豊見城市2023年12月9日)

ミサゴは自分より二まわりも小さいツミに追われているようです。

ツミ(豊見城市2023年12月9日)

オスのツミは小さいけど気性が荒いという話を裏付ける 珍しい光景を 来て早々に見ることができました。

 

夕方の三角池は全体的にまったりとした雰囲気が漂います。

コガモハシビロガモ豊見城市2023年12月9日)

この日は夕方ということもありカモ達は寝る準備に入っていたので動きがなくて見ていても退屈。

オオバン豊見城市2023年12月9日)

バンとオオバンたちは相変わらず忙しそう。

 

そんな三角池でアオサギ達が小競り合いを始めました。

アオサギ豊見城市2023年12月9日)

本格的な喧嘩には至らないけど互いに牽制しあっています。


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アオサギの喧嘩は空気を読まないクロツラヘラサギの乱入で中断。

クロツラヘラサギ豊見城市2023年12月9日)

そこに猛禽が飛んできました。

 

シルエットから当初はサシバかと思っていたのですが直線的に降下してきて空中でシロガシラを捕食していたので、地上の動物専門のサシバとは行動様式が違う。

そしてサシバより尾が長く 翼の先端が6つに分かれて見え(サシバは5つ) 若干サシバより小さく見えるし、メスのツミにしては体が大きく尾が長いし何より飛び方が違うのでそれら以外の別のタカなのではと 思ったのですがカメラの小さなモニターでは確認が難しく、ワクワクしながら帰宅後 自宅のモニターで確認するとそこに写っていたのはハイタカでした。

ハイタカ豊見城市2023年12月9日)

サシバより動きが早いのでうまく撮れたのは偶然。

 

沖縄にも少数が渡ってくるとは聞いていましたが完全に不意をつかれました。

ハイタカ豊見城市2023年12月9日)

サシバやツミに紛れてノスリハイタカが写っている写真を見逃している可能性があるので そのうち 過去に撮影したそれらの写真を再度確認していこうと思います。

 

日が落ちてきて日没まで後20分ということもあり引き上げようとしていたところに池の外からゴイサギが飛んできました。

ゴイサギ豊見城市2023年12月9日)

夜行性の鳥たちが活発に動き始めたのでこの日のバードウォッチングはここでお終い。

タシギ(豊見城市2023年12月9日)

ここ本来の役目は洪水を防ぐために水量を調整する遊水地なので海の干満や過去数日の降水量次第で水位が変化する場所なのでいつも同じようにはいかないのが難点ですが 夕方の三角池も楽しいですよ~

 

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