今年の頭に衝動買いしてしまったPowerShot ZOOM。普段は私がブリーフケースに放り込んで持ち歩いているのですが、探鳥に出かけるときは主に妻が使用しています。
カメラと言うより写真も撮れるデジタル単眼鏡といったとこでしょうか。
無段階ズームではなく100mm/400mm/800mmと三段階切り替えです。(800mmはデジタルズーム)
私は外で休憩中などに傍らに置いて 野鳥が視界に入ったら とりあえず撮影といった使い方が主ですが、妻はバードウォッチングに出かけた時に双眼鏡と併用しています。
まずはおなじみイソヒヨドリの写真から。
同じ日・同じ場所のタゲリ。
レンズの径が小さいのでやはり光量に左右されますが、記録用としては申し分ないと思います。
松林の中のビンズイ。
ビンズイのi色・形が判別できるところまで修正しましたが、やはり林の中は辛いですね。
那覇市首里近辺の市街地を歩き回った時に妻が撮影したイソヒヨドリのオス。
光量があって400mm光学ズームならそれなりに撮れます。
この辺りから妻がPowerShot ZOOMのクセに慣れてきたようで、ブレの少ない写真が多くなってきます。
民家に囲まれた空き地でサシバが一休みしているのを見つけていたようです。
首里城公園の龍潭池にはバリケン達に混じってカイツブリが泳いでいました。
階段を登りきったところにアオバトが。
PowerShot ZOOMのAFはこういう木々の中に隠れている野鳥が苦手なようで、妻によるとこの時も焦点を合わせきれず延々と走査を繰り返していたようです。
三角池で羽干し中のカワウ。
この日も光量は十分だったのですが、やはり入り組んだ枝の中にいる野鳥を追いきれなかったようです。
梅雨入り前の龍潭池にバリケンの雛鳥を見に行ったときの写真です。
開けた場所で明るければそれなりの画質で撮れます。
次は豊見城市某所のツミ。
私が一人で探鳥している時はなかなか姿を現してくれないツミですが、何故か妻が一緒だとよく目にします。私の探し方が悪いのでしょうか。
下の写真は以前公開したのと同じ写真ですが、コンビニの駐車場に飛んできたオスのツミ。
妻と一緒だと向こうから飛んできてくれたりします。
最後は7月に金武町で出会ったクロハラアジサシ。
曇天で逆光なので細かいディティールがつぶれてしまっていますが 種別の確認はできます。
さて PowerShot ZOOMですが、画質はそれなりとはいえ軽量小型で超望遠ということで取り回しがよく 大型双眼鏡との併用が楽なためDC-FZ85より使用頻度が上がっているようで 妻は最近こちらで撮影した写真が多くなっています。ただ操作性が悪いのと充電規格が「USB Type-C、Power Delivery対応、出力電圧/出力電流:9VDC/2A以上」となっているので給電できない機器が多いなどの歯がゆいところはあります。
3回続けて妻が予備機で撮影した写真を公開してみましたが思いの外楽しかったので また写真が溜まった頃に妻のメモリーカードを覗いてみようとは思っていますが、妻は観察派なのでそれほど写真は撮りません。
次はいつになるでしょうか。