糸満市の某海岸へ探鳥に行ってきました。
イノーと呼ばれるサンゴ礁に囲まれた浅い海が広がり 満潮時は野鳥が一箇所に集まるため探鳥が楽な場所なのですが、週末は野鳥と一緒にサーファーと釣り人も集まってくるので ネットに上げる写真に彼らが写らないように気をつかうので面倒でもあります。
さて、いつものように少し離れた公園の駐車場に車を停め農地を歩いて海岸へ。
海岸への道中はいつもの野鳥たちが私達の前を飛び回ります。
春に ここで沖縄島では珍しいノスリを見かけたので今回も会えないかと少し期待していたのですが そうそう都合良く会えるわけもなく,この日の猛禽はサシバで我慢。
小型の野鳥たちもいつもの顔ぶれ。
一時期数が減ったように思えたタイワンシロガシラもまた増えてきたような気がします。
結論から言うと今回は珍しい野鳥や初遭遇はありませんでした。
ただ、狩りが下手なミサゴが居て何度も海面に向かってダイブを繰り返していたので 躍動感のある写真が沢山撮れたのは予想外だったのでそちらは記事を分けます。
上の写真がその狩りが下手なミサゴ。狩りが下手なのでなかなか捕まえられず、この日は魚を抱えて飛ぶ姿は撮影できませんでした。
海岸中に散らばっているシギ・チドリ類。
人馴れしているのか結構近寄らせてくれるハマシギ達。
海岸での目当ては珍しいカモ類だったのですがこの日はヒドリガモ・コガモ・ハシビロガモしか確認できず、それらもだいぶ数が少なくガッカリ。
もう一羽ミサゴがやってきて 空振りダイブを繰り返していたミサゴを 威嚇して追い払ってしまいました。
仕方がないので再度カモの観察に戻ります。
このヒドリガモもあまり人を怖がらない個体でした。
とはいえボードを抱えたサーファーが近くを歩くと鳴き声を上げながら逃げます。
野鳥が少なくて不完全燃焼気味な鳥見でした。