沖縄で野鳥観察

主に沖縄本島内を歩き回っています

タイワンシロガシラの親子

侵略的外来種です。

 

タイワンシロガシラも子育ての季節。

浦添市にある米軍基地牧港補給区のフェンスに群れていたシロガシラ達を なんとなく眺めていたら 巣立ったばかりの幼鳥の姿が多いのに気づいたので、今回はその幼鳥達を重点的に観察してきました。

タイワンシロガシラ:成鳥(浦添市2024年5月29日)

沖縄本島に侵入しているのはシロガシラ亜種のタイワンシロガシラが大半とのことなので当ブログでは呼称をそちらに統一しています。

タイワンシロガシラ:幼鳥(浦添市2024年5月29日)

20~30羽ほどの群れで行動していますが、月齢の近い幼鳥達はその群れの中にさらに小さなグループを作っているようです。

タイワンシロガシラ:幼鳥(浦添市2024年5月29日)

まだあまり長くは飛べないようで少し飛んでは一休みを繰り返す幼鳥達。

 

対策外来種ですが幼鳥も成鳥も かわいいので複雑な気分になります。


www.youtube.com

足の力も まだまだ弱いようで 大きく動くとグラつくのがまたなんとも…

 

タイワンシロガシラ:幼鳥(浦添市2024年5月29日)

ヒヨドリの仲間なので非繁殖期は植物食なのですが、繁殖期は動物食も行うので米軍基地内の広大な芝生で昆虫を捕らえるためにここに集まっているようです。

 

下の写真でシロガシラの後ろに写っているのはリュウキュウヒヨドリの幼鳥です。

タイワンシロガシラ:成鳥(浦添市2024年5月29日)

リュウキュウヒヨドリにとってもシロガシラは侵略者なので いつも抗争を繰り返している印象が強いのですが、ここは食べ物が豊富で喧嘩する必要がないようで 余計な争いをさけるべく 互いを無視しているように見えました。

 

okiyasu.hatenablog.com

 

okiyasu.hatenablog.com

プライバシーポリシー