先週末は妻が退院してきたので医者の推奨でもある妻のウォーキングを兼ねてバードウォッチングに行くことにしました。
その前日 どこに行こうかと悩みながら色々と情報を集めていたところ、金武町の農地に発令されていた鳥インフルエンザ発生に伴う野鳥監視重点区域指定が18日に解除されていたのを
沖縄県のHPで確認したので、約2ヶ月ぶりに行ってみることにしました。
金武では毎度おなじみウェルカムバードですが、今回はサシバ。
駐車場近くの電柱にとまり辺りをうかがっています。
周辺のカンヒザクラは五分咲きといったところで、ウグイスやメジロが花の間を飛び回っていましたが、今回は一旦スルーして歩き出すことに。
天気もよく気温も適温でのんびり歩いていたところ見慣れないカモに遭遇。
白黒ツートンに赤いくて先端が反り返ったクチバシと首の付け根の茶色い帯はまごうことなき
ツクシガモの特徴。
いきなり希少なカモに出会えて 改めてこの場所の多様性に驚きます。
農薬散布の開始にあわせて飛び去ってしまったので短時間の遭遇でしたが良いものを見ることができました。
この日確認できたツクシガモは2羽。 前回訪れた時はアカツクシガモにも会えたので今季は
幸運続きで嬉しくなります。
ただ、もう少し近くで観察したかったな。
チョウゲンボウが好みそうな場所へ移動すると、思惑通りチョウゲンボウに出会えました。
チョウゲンボウの写真は後日別記事にまとめることにします。
チョウゲンボウが飛び去ったので戻ってくるまで付近を散策していたところヒバリシギの
群れに遭遇。
渡りに備えて栄養を蓄えているのか群れごと移動しながら一心不乱に ついばんでいます。
元いたヒバリシギの群れに別のグループも合流してきました。
この日私はOLYMPUSのEM-1 mk2で撮影していたので つい最近購入したNikon P950は妻が使用していました。
そんなわけで今回はEM-1 mk2 とP950で撮影された写真が混在しています。
ヒバリシギ達がいる隣の水田にはムナグロの群れも。
遠くの畑にカモ達が舞い降りるのが見えたのでそちらの方に移動している最中、妻が農機具小屋の屋根で眠りにつこうとしている2羽のゴイサギを見つけました。
隠れる気が無いようで穏やかな気候を満喫しているようにも見えます。
眠そうなゴイサギ。
普通は茂みの中に隠れて睡眠をとるゴイサギですが、その寝姿を見ることができたのも
初めてで、見慣れた野鳥ですが嬉しくなってしまいます。
その後は日の出からだいぶ時間が経ってしまったこともあり満腹になった野鳥たちが次々に
昼休みに入り始めたのと、病み上がりの妻に無理をさせないようにするため のんびり歩いて
車に戻ることにしました。
朝はスルーしましたが、駐車場付近のカンヒザクラに群がるメジロ達の事を思い出し車に戻る前に撮影していく事に。
車の近くにはまたサシバ。 朝見た子と同じ個体でしょう。
立派な眉斑も凛々しい美形のサシバ。
さて久しぶりの金武町でしたがこの時期ここでよく見かけるはずのツバメ類を全く見なかったのはこの5年間では初めてだし チョウゲンボウには会えたものの もう一つのお目当てだった
タゲリには会えなかったのが心残り。
ツバメに関しては鳥インフルエンザの蔓延で養鶏場の操業が停止したため養鶏場に集まる虫が目当てで来ていたツバメ達は、餌場を別の場所に替えてしまったのではないかと。
今後ツバメ達はここに戻ってくるのでしょうか。