以前の記事に少しだけ写真を載せて予告したチョウゲンボウの本編です。
猛禽類は行動がルーティン化しがちなので探鳥に出かける前日に今までのブログや記録をチェックして この時期に出会った場所と時間をおおよそ把握してから金武町の芋畑へ出発進行。
思惑通りにメスのチョウゲンボウに出会えました。
まるで待ち合わせをしていたかのよう。
同行していた妻はチョウゲンボウに気づかず少し離れた場所でカモを観察していたようです。
しばらく辺りを見回していたと思ったら獲物を見つけたようで颯爽と飛び立ち刈り込まれた畑に突撃していきました。
下生えに阻まれて獲物を捕まえる瞬間は見逃してしまい悔しい…
飛び去ってしまったのでしばらく時間をおいてまた戻ってこようと思い、他の野鳥を
探すために一時この場所を離れることに。
1時間半ほど他の野鳥を観察して戻ってくるとチョウゲンボウも戻ってきていました。
珍しく不安定な電線にとまっているチョウゲンボウにゆっくり近づいて行ったにも
関わらず直ぐに飛び立ってしまったので気づかれたのかと思ったのですが 写真を拡大して確認してみるとこちらに視線を向けていないので気にもしていないよう。
こちらに気付いていないわけではないようですがこの子はなかなかに豪胆な性格なのか周回飛行して獲物を探しながら私達の方へ向かってきました。
申し分のない明るさの中を 向こうから寄ってきてくれたのに微妙な写真ばかりになって悔しい。
数日続いた寒気もゆるみ穏やかな青空の下を悠々と飛び回るチョウゲンボウをたっぷり
観察できて満足。